▲前回の記事
フレプリ無料配信に合わせた毎日1フレプリ、がんばるプリ!!!!!無理プリ!!!!!!!!
- 第27話「夏だ!祭りだ!オードリー!!」
- 第28話「大切な記憶!おじいちゃんとの思い出!!」
- 第29話「謎だらけの男!カオルちゃんの正体!?」
- 第30話「タルト危機一髪!正体がばれちゃう!?」
- 第31話「ラブと大輔!仲直りのしかた!」
- 第32話「さようなら!タルトとシフォン!!」
- 第33話「美希とせつなのこわいもの!」
- 第34話「インフィニティ現れる!明日を取り戻せ!!」
- 第35話「シフォンの隠された秘密!」
- 第36話「新たな敵!その名はノーザ!!」
- 第37話「シフォンを守れ!プリキュアの新しい力!!」
- 第38話「クローバーボックスをさがせ!!」
- 映画 フレッシュプリキュア!おもちゃの国は秘密がいっぱい!
- 第39話「ケンカは禁止?沖縄修学旅行!!」
- 第40話「せつなとラブ お母さんが危ない!」
- 第41話「祈里と健人の船上パーティ!」
- 第42話「ラビリンスからの招待状!」
- 第43話「世界を救え!プリキュア対ラビリンス!!」
- 第44話「妖しき草笛!奪われたシフォン!!」
- 第45話「4人はプリキュア!クリスマスイブの別れ!!」
- 第46話「サウラーとウエスター 最期の戦い!!」
- 第47話「世界が変わる!ドーナツが起こした奇跡!!」
- 第48話「最終決戦!キュアエンジェル誕生!!」
- 第49話「驚きの真実!メビウスの本当の姿!!」
- 第50話「笑顔がいっぱい!みんなで幸せゲットだよ!!」
- 統括感想
第27話「夏だ!祭りだ!オードリー!!」
フレプリ27話、オードリー回である。それ以上の言うことはございません。
— koichil (@koichil) 2025年3月18日
「オードリーがやってるお笑いも、プリキュアやってる戦いも、笑顔を守るためで民衆の応援を力にしている!」
— koichil (@koichil) 2025年3月18日
そうかな?そうかも…。
第28話「大切な記憶!おじいちゃんとの思い出!!」
フレプリ28話、桃園パパがカツラメーカー務めというピンポイント設定にちゃんと作品テーマが重ねられてたように、おじいちゃんが畳職人なことにも意味付けをしっかり行ってて、さらにそこが今まで当たり前のように見てきたラブニキのパーソナリティに繋がってることが判明して良かった…ちいと泣いた。
— koichil (@koichil) 2025年3月19日
第29話「謎だらけの男!カオルちゃんの正体!?」
フレプリ29話、ハードボイルドなカオルちゃんを扱う、いつもとノリが違う特殊な回だけど、カオルちゃんみたいなキャラってバックボーンは普通は謎のままにして、オチ含め茶番みたいな回にするよね?なのかな~と思ったら、なんか普通にカオルちゃんの背景をガッツリ明かしてきて逆に驚いたな…マジで?
— koichil (@koichil) 2025年3月21日
ラブニキ、カオルちゃんが4人目は普通にアリでは?とか言ってたけど、急にシラフでプリキュア並みの跳躍をかまして、ナケワメーケにキックでヒビ入れられてるのは、もう変身しなくてもプリキュアと同じぐらい戦えるヤツだよ。見る目はあるけど、何かおかしいよ。
— koichil (@koichil) 2025年3月21日
第30話「タルト危機一髪!正体がばれちゃう!?」
フレプリ30話、急に序盤っぽいノリの話だ。
— koichil (@koichil) 2025年3月21日
プリキュア妖精と動物の違い、そこからの正体バレ未遂みたいな回ってプリキュア本家で既にやってるような感じだったんだ…。わんぷりがその辺は動物が喋るか喋らないかでシンプルに展開してたのに、こっちは哺乳類のヘソの有無とか妙にアカデミック…。
てかフレプリ、今のところは山下脚本が全て好みすぎる。シリアスもギャグも。
— koichil (@koichil) 2025年3月21日
MAHOにもサブ脚本家として名を連ねてる方だけど、ここで意識することになるとはなぁ。
第31話「ラブと大輔!仲直りのしかた!」
フレプリ31話(せつな転入)、以前つぶやいたような気がする「ラブニキとイースの話」「大輔→ラブニキの話」って友情と恋愛で別々なのに、同時に進行されるとわりと感情の置き場に困るよね、が本当に拾われるみたいな回だった…まさかの。と言っても大輔が一方的に対抗意識みたいなの向けてただけだが。
— koichil (@koichil) 2025年3月22日
第32話「さようなら!タルトとシフォン!!」
フレプリ32話、タルトが王子だったり婚約者が普通にいたり超重要そうな設定がこれまでスルーされてたの凄すぎる。唐突すぎるよ!!!!!!!!突然出てきた魔人とかも謎すぎて本編から切り離された映画とか見てる感覚ね…。てかラビリンスが一切登場しなかった唯一の回かこれ。
— koichil (@koichil) 2025年3月23日
タルトとシフォンのUターン、プリキュアの変身が妖精と結び付いてるわけではないからってお目付けなしでラビリンスとの戦いを中学生女子達に一任するか?とはなるので、まぁ勘違いだったのは納得ではある。ラビリンスの問題が解決した後ならまだしもね…。
— koichil (@koichil) 2025年3月23日
第33話「美希とせつなのこわいもの!」
フレプリ33話、美希とせつなが波長合わない感じなのは、イース時代の美希の言動を見てるとわかるので、であれば今回の両名の「怖い物」という共通の話題をきっかけに、美希がせつなの性分と現在の生き方を理屈的に認めるのは、美希じゃないと出来なさそうで良かったな。
— koichil (@koichil) 2025年3月24日
第34話「インフィニティ現れる!明日を取り戻せ!!」
フレプリ34話、ラビリンスの最終目的っぽいインフィニティは最終盤の話なんかなと思ってたので、サブタイ通りにもう登場するとは…。それに合わせてなのか、ウエスターとサウラーがFUKO収集の最後の詰めなのか大規模(本当に大規模)な共同戦線張るの、絵面だけは終盤感ある。
— koichil (@koichil) 2025年3月25日
明日へのwillが
第35話「シフォンの隠された秘密!」
フレプリ35話、ようやく「明日」が訪れたと思ったらシフォンがどっか行っちゃったから、ラブニキ達にとっては湿った明日になってしまった…と思いきや、クローバーボックス回したらわりとすぐに再会できた…。とにかくインフィニティだろうがラブニキ達にとっては関係なくシフォンである、を
— koichil (@koichil) 2025年3月26日
てか今更気付いたけど、ラビリンス幹部の名前が東西南北なのって四葉のクローバーの形状に当てはまる形で対にしてんのか?内の一つは敵対する三葉のプリキュアに合流して四葉が完成して、ラビリンス側は逆に…みたいな。
— koichil (@koichil) 2025年3月26日
フレプリ見る前から何で敵幹部が東西南北なのか疑問だったのよね。
第36話「新たな敵!その名はノーザ!!」
フレプリ36話、北の名を冠するノースが秋の象徴でありシフォンの幸せな未来を象徴するドングリを踏み潰して登場するの、文脈がバチクソにキマっとる…。
— koichil (@koichil) 2025年3月27日
ラブニキがシフォンに温かい世界をどんどん見て欲しいっての、あからさまにシフォンとの別れ示唆みたいな感じがして辛いな…。
第37話「シフォンを守れ!プリキュアの新しい力!!」
フレプリ37話(最強技登場回)、トンチキ特訓と4人の心が離れるギス展開の温度差で風邪引きそうになった。最強技まんまゴレンジャーじゃねえか!!!!!!!!!!!!!!少しは隠せよ!!!!!!!!!!!!
— koichil (@koichil) 2025年3月28日
一応これまで「両立が難しい物」として切り離されていたダンスと戦闘が
しかしミユキさんマジで良いポジションに就いたな…。4人目になるより美味しい味が出てる。
— koichil (@koichil) 2025年3月28日
プリキュアの協力者枠って普通は戦闘力あったり、異世界出身だったりするけど、ミユキさんはダンス以外はただの一般人なので、日常との接続や戦闘との境界線みたいなところで他にはない展開と空気感がある。
第38話「クローバーボックスをさがせ!!」
フレプリ38話、シフォンのインフィニティ化が日常化してるシュールさはさておき、ここまで販促玩具にスポット当てまくった回も珍しい。クローバーボックスがなくてもラブニキ自身の子守唄とかで引き止められるのはキュアビタン回を思い出すね。
— koichil (@koichil) 2025年3月29日
美希は完璧にこだわるからこそ、
映画 フレッシュプリキュア!おもちゃの国は秘密がいっぱい!
フレプリ映画、トイストーリー3すぎ。
— koichil (@koichil) 2025年4月3日
『映画 フレッシュプリキュア!おもちゃの国は秘密がいっぱい!』
— koichil (@koichil) 2025年4月3日
プロジェクター付きのカラオケルーム借りてフォロワーと見ました。改めて感謝。
「おもちゃの国は秘密がいっぱい!」とワクワクがいっぱいだぁ!みたいなタイトルしてるけど、秘密の実態が子供に捨てられた難民玩具の国家って重いよ!
ミラクルライトの使用マナー挨拶にいることからカオルちゃんがプリキュア妖精であることは周知の事実ですが…。
— koichil (@koichil) 2025年4月3日
フレプリ映画の後味の難しさ(悪いわけではない)、プリキュア側の意志で完結する範囲だと本当の意味で救えるのがラブニキの大事なぬいぐるみであるウサピョンだけってところが起因な気がする。
— koichil (@koichil) 2025年4月4日
トイマジン本体🐻は見知らぬ女の子に委ねられ、他の捨てられた玩具達は恨みと同時に蓋をした幸せを
フレプリ映画のトイマジン、ちょっとややこしいのが元から王国にいた「持ち主がいたが捨てられた玩具」が発端の存在だけど(これは物語開始前の話)、映画冒頭で子供達の前から消えた玩具も後付けであの中に混ざってる可能性があって、それはトイマジンが思想のために玩具を騙してるかもしれないという。
— koichil (@koichil) 2025年4月4日
第39話「ケンカは禁止?沖縄修学旅行!!」
フレプリ39話(沖縄回)、なんか全体的に作画も展開も緩い…。青山作監回っぽいの驚いたな…なんか珍しい描き方じゃない?
— koichil (@koichil) 2025年3月30日
残り話数的に何となく最後の大輔回な気がするけど、今までがラブニキとのケンカが多かったから、今度はそこを抑制しようとする大輔の話ってのは良かった。でもラブニキが
第40話「せつなとラブ お母さんが危ない!」
フレプリ40話(偽物をやっけろ!)、サスペンス物として面白かったと同時に、初代の最初期を思い出すような「痛み」に遠慮しない感じの作風が久々感あった。
— koichil (@koichil) 2025年3月31日
桃園家で家族の愛を受けたせつなが、その聡明さで桃園家を自身の知るノーザの魔の手から救う立ち回りも、緩いせつなの描写が続いてたから
当たり前のように出てきたミラーワールド、パラレルワールドを使ってる作品だから気にせずにそのまま飲み込んだ方が良いんですかね(?)
— koichil (@koichil) 2025年3月31日
第41話「祈里と健人の船上パーティ!」
フレプリ41話、遊園地回のファーストコンタクトと特訓場貸し出し以外にブッキーやキュアパインと接点があるわけではない御子柴の唐突なメイン回という困惑を特に払拭せずにそのままお出しされたみたいな回だ…。学園祭でも軽い交流はあったかな?
— koichil (@koichil) 2025年4月1日
御子柴、準レギュラーではあるものの、
第42話「ラビリンスからの招待状!」
フレプリ42話、せつな君なんで一人で抱え込もうとするんや…イース時代の悪い癖が出とるで…。
— koichil (@koichil) 2025年4月3日
てか桃園家に別れを告げた上でFUKOのゲージをブッ壊しに行くの、完全に死ぬ覚悟っぽいんだけど、イース時代に苦しめられても生きたいからラブニキとの衝突があったんじゃねえのかよ!!!
第43話「世界を救え!プリキュア対ラビリンス!!」
フレプリ43話、プリキュア敵組織がやる最終手段の詰め合わせセットみたいな回…。
— koichil (@koichil) 2025年4月5日
よくあるプリキュアを精神世界に閉じ込める系の策、和希回があまりにもなさすぎるせいで美希の世界だけ危機感が伝わって来ないんだが、本来1話分作れそうな精神攻撃が前菜でしかない尺バランスなので逆に合ってる(?)
第44話「妖しき草笛!奪われたシフォン!!」
え、待って…フレプリあと何話これ?????6話分?????まだ最終盤突入してないなこれ?????どういうこと????????
— koichil (@koichil) 2025年4月5日
待て待て待て整理が必要だ情報量が多すぎ
— koichil (@koichil) 2025年4月5日
フレプリ44話、情報量が多いし感情がメチャクチャ…。一つ一つ…語りたいことが多すぎる。
— koichil (@koichil) 2025年4月5日
ノーザ、この手の敵組織追加上司キャラにしては部下を責め立てたり追い込んだりせずに、ちゃんとチームワークをもってまんまとシフォン強奪に成功するの、珍しい…。ウエスターとサウラーが
第45話「4人はプリキュア!クリスマスイブの別れ!!」
フレプリ45話、最終回まで6話分もあるが、こっから数話の(最後の)日常回を挟む余地があるとは思えないので、どうやら本当に最終決戦っぽい………えっ最終決戦ってこんな話数使うっけ…?と思って調べたのだが、どうも4話分ぐらい使うのは5GoGoまでで、フレプリ以降はわりと5~7話分が多いっぽい…。
— koichil (@koichil) 2025年4月6日
第46話「サウラーとウエスター 最期の戦い!!」
フレプリ46話、イースの回想でしか描かれなかったラビリンスの様子がようやく描かれた。アンダーグ帝国と違って、ちゃんと具体的にわかるぞ!
— koichil (@koichil) 2025年4月7日
ウエスターとサウラーとの決戦、パッションはわかるけど、何故かベリーも同伴なのか…。
謀反後もずっとイースを仲間として気にかけまくってたウエスターが
フレプリ無料配信、キミプリ放送開始記念ってことになってるけど、やってる話はどっちかというとわんぷりでは?キミプリに連なる要素ってなんだろう…と考えていたが、
— koichil (@koichil) 2025年4月8日
私用変身や民衆応援の文脈以外に、苦しくても自分の意志で掴んだ物事や感情への肯定の話って点でも共通点はあるかもしれんな。
ラビリンス、あそこまで思想統一をしてる国だけど、その中で東西南が個人の幸福をわりと自由に表現できるレベルの立場に登り詰められたのは、どういう背景なんじゃろうな。
— koichil (@koichil) 2025年4月8日
特にウエスターは他の国民のような生活を送っていたようには、とても見えないので不思議ではある。
あぁ今更気付いたけど…自分の意志と選択で後悔がないように掴み取る本当の幸福の道の話をしてる作品だから、敵組織の国家名が迷宮を表す「ラビリンス」だったりするのか…?
— koichil (@koichil) 2025年4月8日
個人の幸福に向かおうとしても、必ずラビリンスという幸せの形が一つしかない自国の中を延々と歩き続けてしまう…。
イースとサウラーはメビウスに対して心の底からの笑顔を見せる形ではない、諦観と似た不本意な「幸福」を強いられてるように見える。…が、ウエスターはメビウスからのアクションに心の底からの笑顔を見せてるように見えるし、デリートされる時も「メビウス様」と忠義自体は残ってるように見える。
— koichil (@koichil) 2025年4月8日
第47話「世界が変わる!ドーナツが起こした奇跡!!」
フレプリ47話「世界が変わる!ドーナツが起こした奇跡!!」
— koichil (@koichil) 2025年4月8日
ぐうの音も出ない程にタイトル通りとは恐れ入った。
ラブニキ達や敵であるウエスターすら細やかな幸せの象徴だったカオルちゃんのドーナツが、ジェフリー王子似のラビリンスの子供の手に渡ったことで、ミクロからマクロに変わる世界…。
冷淡でモノクロな空気しか漂わないラビリンスに初めて別の色を付けたのが、カオルちゃんのドーナツとかいうミクロすぎる日常なの、配置が強すぎる。
— koichil (@koichil) 2025年4月8日
一国を担うマクロな立場のジェフリー王子、そのミクロな日常を想っていたカオルちゃんの何かが、世界を超えて1人の少女に届くのズルいって…。
第48話「最終決戦!キュアエンジェル誕生!!」
フレプリ48話、ラッキークローバー・グランドフィナーレを破られて吹っ飛ばされたラブニキ達がすぐに諦めを口にする流れが少し違和感があるというか、ここまで追い詰められても諦めずに齧り付く子達なのでは?と思うが、プリキュア視点では視聴者と違ってラビリンス人の奮起が見えてないので、
— koichil (@koichil) 2025年4月9日
第49話「驚きの真実!メビウスの本当の姿!!」
フレプリ49話、前回の「メビウスとラビリンスの真実を知りたい」の話をすごい強調してたの、そういうことだったのか…ちょっとこれは俺も予想してなかった…そりゃ引っ張るわな。
— koichil (@koichil) 2025年4月10日
ラスボスの正体は成長しすぎた国家管理コンピューター、プリキュアの枠でやるにはSFが過ぎる…!
和解もクソもなくて、
フレプリの感想出力に1時間以上かけてる人間、さっさとプリキュア視聴を止めた方が良い。
— koichil (@koichil) 2025年4月10日
フレプリ作中では「自分で思考する意志」を前向きに描いてて「意志や思考を奪うことが正しいと思ってる存在」を悪役に据えてるけど、俺は後者を完全に否定できないんだな。
— koichil (@koichil) 2025年4月10日
パソコン修理のバイト経験で、お客さんの「考えたくないから兄ちゃんが全部やってくれへんか…?」の切実な懇願を見てるから。
後半からシフォンをどうにかするために自動で曲が流れるオルゴールに任せっきりにする描写が続くの、実際シフォンと手探りで関係を繋いできた描写的に違和感を抱いてた。
— koichil (@koichil) 2025年4月10日
が、これむしろ最終盤の「オルゴールを回す手には意志がある」「音楽を届ける音響調整には意志がある」を気付かせるためかも…。
第50話「笑顔がいっぱい!みんなで幸せゲットだよ!!」
泣くと目が痛くなる。
— koichil (@koichil) 2025年4月18日
フレプリ、正直…縦軸として中心的に据えてるせつなの軸にそこまでノレたわけではなかったのは否定できなかったのだけど、
— koichil (@koichil) 2025年4月18日
メビウスに向けるあまりにも一貫してて切実な感情に、最後の最後でやってくれたな…って泣き腫らしてしまった。やっぱり「迷宮」の住人なんですよ、せつなは…。
そういえばメビウスがウエスターとサウラーの管理情報を出す時に何故か地球にいる時の日本人ネームまで出ちゃってたけど、分析対象の脳みそ(感情とかの信号)からデータ取得してるんだとしたら、2人がラビリンス以外の地でも生を感じていたということなのかなぁ。
— koichil (@koichil) 2025年4月18日
フレプリ最終話、一見すると主従関係であるメビウスとイース、両者がどちらも同じ軸で「使命という迷宮」に囚われており、プログラムと生命体という断絶があるにも関わらず実のところは相互に幸せの形を補えたはずの存在だった、ってのはメチャクチャ美しい帰結で舌を巻いたし泣きましたね…もう…。
— koichil (@koichil) 2025年4月18日
フレプリ、プリキュアシリーズ的にはエポックメイキングな立ち位置という前評判は聞いてたけど、実際見てみるとエポックメイキングどころか初代に並ぶ独自性が強い作品だと思う。初代プリキュアが仮面ライダークウガならフレプリは仮面ライダー響鬼、それぐらいの独自性。
— koichil (@koichil) 2025年4月18日
そういえばシフォンって結局なんなんだ。そこは別に重要じゃなくて、幸せ溢れる世界という此方に確かに実在する「大容量メモリ」に詰めるべきは人々の管理データではない、って感じでボカすしかないのか。アニカビの星の戦士の出自は魔獣では?が重要ではないのと一緒で。
— koichil (@koichil) 2025年4月18日
統括感想
け~~~~っきょく完走までに時間かかっちゃうんだな~~~~~わかってたけどよォ~~~~~~!!!!!!!
というわけで、見終わった………!!!遂に!!!!!あたし完璧!!!!!!!!
言いたいことは各話の感想で長々と出力済みだから、実のところ書くこと逆にあんまないな…?って感じで困ってるんだけど。一応書きます。
後半戦は前半戦ほどの強い印象が残るエピソードは少なかったという印象。前半戦の勢いとテンションが凄すぎて、これ最終回までちゃんと続くんか…?という勝手に上げたハードルの高さは超えられてなかったと思う。
それでも最終盤にかけての、これまでイースの回想にしか登場しなかったラビリンスという未知の世界に突入して、クローバータウンで積み上げた日常と戦いの描写を一気にぶつける………そこに「本当の幸福の形とは?」という命題をプリキュアらしかぬ機械的でSF的な舞台で突き詰める展開に、おもしろさを感じられず日和ってる奴いる?いねえよなぁ!!?
「幸せ」「不幸」ってテーマにするには概念的すぎるというか、題材としては風呂敷の広げ方に限界がなさすぎて難しいよね、という課題はあったと思う。
でもフレプリはそこに「自分の意志で選択するという納得」「幸せの形は各々でバラバラ」「バラバラだからこそお互いに衝突も補完もし合う」「登場人物は敵味方問わず色々な形を知ったので、幸せの形が一つしかないラビリンスを変える」というロジックをブチ込んで、掴みどころのないテーマの固体化に成功した作品と俺は言えると思う。
個人的に評価したいのが、それぞれの立場で積み上げた「幸せの道」その物を、それぞれの立場にあるキャラクターが自分で否定しなかったことにある。
全ての元凶・悪役として配置されているメビウスという「ラビリンスの願い」が敷いてきた幸せの道は果たして間違っているのか?ラブニキ達は当然「それは幸せではない」と答えるだろう。というか普通にそう言ってる。ラブニキ達は色々な幸せの形が当たり前のように存在する世界で暮らしてきたのだから、当然の流れである。
一方でイース達の視点ではそうではなかった。プリキュア達の日常に接近してしまい、多様な幸せという光に焦がされてしまったイースはともかく、ウエスターなんかは最初から最後まで敷かれた幸せに心の底から喜びを見出している。一貫して「でもその幸せとは別の幸せも四ツ葉町で実感した」という形でメビウスを完全に否定してるわけではないし、仲間達の不幸を見捨てられない仲間思いの漢だからこそ仲間達の道を阻害するメビウスに立ち向かっているというだけだ。
メビウスの考える「幸せの形」を否定すること自体が、そのままだとラブニキ達の考える「多様な幸せの在り方」を自分で否定することに繋がってしまうというパラドックスが存在するので、作品としては敵味方双方で自分達を積み上げてきた道を否定しないようにするという構成になったのだろう。ここがしっかり出来てるから、作品に対する納得と同時に描写が好きになれるという話。
そして「自分の意志による選択」の話を世界観やドラマでしっかり突き詰めてきたからこそ、シリーズではお馴染みの光景である「突っ立ってプリキュアを応援するだけ」という行為に俺が最も胡散臭さを感じない作品であった。胡散臭さを感じないどころか、あまりにも熱情が…確かに俺の中で溢れるという実感すらあった…。
「応援」という行為の意義に説得力を持った構成になってるので、もしかしたらアイドル題材のキミプリ放送開始記念の配信作としてフレプリが選ばれた…のかもしれない。俺は心がキュンキュンしてるからな…。
その応援の形もわりと様々で、中にはプリキュアの戦闘に加わる一般人もやたら多かったという印象。レギュラーキャラクターの一般人が雑魚戦闘員を処理したり、避難誘導をしたりするぐらいの描写はシリーズだと珍しくないが、本当にただの一般人までがここまでのレベルで介入するのは俺が覚えてる限りだとフレプリぐらいだろう。5GoGoまで見ていた当時のファンは空いた口が塞がらなかったに違いない。
そしてそれを成立させるには、プリキュアの存在などがオープンになっている世界観が必要となる。5GoGo後半とかでも何か急に崩れていた部分だが、プリキュアの存在を秘匿しない方向性を最初から突き詰め、話の広がりがあったのも評価できる部分。
例えば、四ツ葉町の住民と動物の心が入れ替わる騒動や面白さなんて、普段のプリキュアでは絶対にできない展開だ。やるんだったら怪物の浄化後に住民達の記憶を消すしかない。
さらに身内の女子中学生には打ち明けられないけど、女子中学生が変身しているプリキュア(正体は不明)には打ち明けられる登場人物の悩みといった描写もそうだ。その悩みの原因の大抵がその打ち明け辛いプリキュア本人に関する物なのだが、だからこそプリキュア変身者が自らの口で問題を解決しようとする後味の良さみたいなところはあるかもしれない。
とにかくシリーズにあった「謎の縛り」を「その縛りって別に必要なくない?」「取っ払って最初からこうした方が絶対に話が面白くなるよね?」を徹底していた作品だと思ってて、第1作が故に視聴者の反応を気にせずに好き放題やってた混沌作の初代から、また一歩「成長」が見られる作品と言える。
詳しい経緯は省くが、俺は中身をよく知らない視聴前からフレプリを超人気作だと認識している。その確たる根拠を俺は持ってる。今ようやく、その裏付けを実際の視聴で取れたという感慨が強い。…故に現段階では他作品と比べるとニ次展開が明らかに少ないことが悔やまれるし、その待遇に疑問も多い。主要人物の何人かは声優が鬼籍に入られているので、公式としても少し扱い辛いのだろうか…?
ここまで作品の良かったところを書いてきた一方で、明確に気になる部分もあったのは事実。イースの光堕ちの話で噛み合ってない部分が存在するという不満は前回の記事で書いたので、そこは置いておこう。結局、最終回のキュアパッションのパッションに俺は負けたので…。
代表的なのはキュアベリーに変身する美希の軸が非常に不透明で、サウラーに投げかける「笑顔」の話に結びつけるには説得力がないと感じた点。美希やサウラーに魅力がないという話ではないので、一応そこは前置きとして書いておく。むしろ美希もサウラーもメイン回ではない部分の存在感は強いキャラクターで、間違いなく周囲の友人や仲間の掘り下げに一役買っていたのは間違いない。
俺が美希の話で言いたいのは、例えば弟の「一条和希」が美希にとって何だったのかという話があまり描かれてないという点。病弱で気にかけてて、離婚家庭が故に苗字も違うから周囲からは恋人と勘違いされる程の距離感があって、美希にとっては大事な大事な弟であるというのはわかる。そうじゃない…そうじゃないんだ…!
そこに美希の「完璧」「笑顔」がどのように接続されているのか、それを直接的に示した回がないような気がして、あんまわからないんだ…!ラブニキにとっての大輔のように、美希にとっての和希のメイン回が何回かあれば、印象は変わったのかもしれない。でもキュアベリー初登場回以外にないんですよ…。
それどころか、入院しているプリキュアファンの子供とラブニキ達が出会う話の導入になったように、展開の舞台装置のために用意されたキャラクターとすら思ってしまう…。最終決戦に臨む美希の背中を押している通り、和希の背景やキャラクターには強い可能性が俺はあると思うのだが…その素材を何故か調理しようとすらしない点に強い不満を俺は覚えた。
ここの不満点が少なくとも視聴中の俺は解消されなかったので、最終決戦で急にサウラーの軸に介入するのが美希になったという事実に、強い困惑は覚えた。裏切り者のイースを歪んだ形とはいえ必死に想っていたウエスターの描写があったので、せつなとウエスターの組み合わせには納得感があったものの、美希とサウラーのそれはやはり…という感想に俺はなっちゃうんだけど、実際どうなんですか?(?)
例えば美希→和希の思いを「完璧な笑顔」と明確に定義して、和希の笑顔を奪ったことがあるサウラーの回とか入れて………そこからメビウスに裏切られる形で笑顔を奪われたサウラーに対して美希が手を差し伸べる流れとか、俺は期待したかったんだけど…。
ただサウラー個人の話に絞るのであれば、これはそんな悪くなかった。幸せの形や笑顔を誰よりも勉強・研究していたのはサウラーであり、エゲつない方法(本当にエゲつないのですごい)でFUKO収集に利用していたとはいえ、それはあくまでメビウスから託された使命による行動でしかなく、本心では今の自分の立場に疑問を抱いているような細かな描写はちょいちょいあった…ので納得自体はしやすいのだ。
サウラーも本質的にはウエスターと同じで、レールから外れた幸せの形を表現したかったのだろう。エピローグでクローバー(ダンスチーム)のパフォーマンスにウエスターもビックリするレベルで笑顔を見せていたのも、恐らくそういうことなのだと思う。
ここまで各キャラの描写や関わり合い、生き方や意志の変貌をロジカルに組んでいた作品でありながら、美希だけ露骨に十分な物が行われてるように見えないのは、本当の本当に疑問。もちろん、これは期待の裏返しというのは再三だが強調しておくぜ。
ただ、プリキュアファンがフレプリの中でも美希についてはあんま語ってないように見えるのは(主観です)、 なんというか腑に落ちるみたいなところはある。衝撃のシャワーシーン(一瞬だけだろ!)とかが話題として先行してしまうこと自体へのもったいなさに納得を得てしまったのは否定できない。でも本人が「私、完璧じゃない…」と漏らすことがあるように、この腑に落ちなさ自体がキャラクターの生き方の悩みであり、難しいという表現なのかもしれない。なんか良い感じに無理矢理まとめた。
色々書いたが、総合的にはムッチャ良かったです…フレプリ。正直、忙しすぎて…このタイミングで見るのも消極的だったんですけど、後悔はない。仮に後悔があるのだとしたら、その後悔を俺は絶対に否定したくない。そういう作品!!!!!!テーマ性だね。
後日談となる小説版も存在するらしく、普通に読みたいのだが(というか他の小説版とまとめて購入済みだった記憶がある)、ドキプリ小説すら読み終えられてない俺に挑む権利はないので、色々片付いて納得の行く状態になったら読むし、改めてここに感想を乗っけようと思います。
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