▲前回
………もうここまで来たらね。行っちゃいましょうか…。
というわけで、見ます。プリキュアシリーズの原点である『初代』を。
スマプリからシリーズを見始めて10年以上経ったけど、ようやく…ようやくだよ。むしろ、これまで全然手付けてなかったの逆にすごいよね。
これむしろ前向きに当然だとは思ってて、何故かと言うと別に初代を見なくても普通に楽しめるんですよこのシリーズ。まぁそりゃ映画の客演だとか、明確に初代が縦軸に関わってくるHUGプリだとか、そういうところはやっぱ初代見てた方が楽しめるんでしょうけど。逆に言うと、本当にそれだけなんですよね。
プリキュアシリーズが20年以上も続けられたのって、やっぱり世界観ごと1年周期でリセットされるのが大きい。作品を見る際の前提知識がいらないから、ハードルが遥かに低いんですよね。アニメの放送が終了してしまった他の女児アニメも一応、シリーズとしての枠組みだけ引き継いで世界観や登場人物をリセットするけど、プリキュアシリーズと決定的に違うのは2年以上の周期でそれを行うところなんですよね。新規にとっては、もうそれすらキツいから現状に繋がってしまったのかな…と度々考えることはある。
その点でプリキュアシリーズは1年…4クールきっかり。もちろん初代と5だけは8クールあるんだけど、それ以降はずっと1年周期で実際に20年以上も続けられてるんだから、それがやっぱ正解なんだなと思う。
じゃあ何で今このタイミングで初代を見始めようと思ったのか。理由としては2点ある。
まず1つ目は来年…2024年2月に「20周年メモリアル~ふたりはプリキュア 3シリーズ大同窓会~」が開催されるから。S☆S含めた3作品からスペシャルゲストが集うイベントと紹介されており、20周年記念のBlu-rayBOX購入者だけが応募できるイベントだ。
俺はこのBlu-rayBOXは購入していないのだが、なんか同行者を連れていけるイベントたしく、購入して応募したフォロワーが俺を誘ってくれたのだ。無事に当選もしたっぽいので、何が何でも初代をMaxHeart含めて履修を間に合わせる必要性が出てきた。
正直しんどいのではあるし、見てる場合かと言われるとアレなのだが、ネタバレを喰らうよりはマシだし、1度切りのイベントを満遍なく俺は楽しみたい。こうでもしないと俺は永遠に初代を見なさそうなので、貴重な機会をくださったフォロワーにマジで感謝…。
2つ目は…やはり『映画プリキュアオールスターズF』の影響が大きい…大きすぎる。
多様な形に広がりを見せすぎたシリーズを1度破壊し、原点である「ふたり」にフォーカスしたこの映画を何度も何度も観て、このまま初代を見ないまま過ごすなんてことは、俺にはできない。
それに作中のプリムとプーカは、自身が理解できなかった「プリキュア」を知る"出で立ち"を俺に見せたのだ。世界を広げようとしている彼女たち(彼女なのか?)と同様に俺も拡げたくなった。初代を知らないのは俺も一緒だ。長い道のりになるとは思うが、今から知ろう。
それにしても、俺は本当に初代のことを知らない…。名曲すぎる主題歌とかは流石に親の声より聴いたレベルで馴染み深いが………主要キャラクター以外の存在をあまり知らないし、妖精に至っては名前や姿を間違えるレベルで見分けが付いていない…関智一が声やってるのは知ってるでウィス!
それどころかシリーズを途中から見始めた俺にとっちゃ、初代は「他差し置いて優遇されてんな~~~~!!!!!!」みたいな悪印象すらある。心を奪われたS☆Sを見た後だと、尚更その気持ちは強くなりそうで怖い…。いやまぁ初代なんだから優遇されるのは、当たり前だとは思うんだけど。
でもプリキュア展の歴代変身バンク垂れ流しコーナーで見た初代の変身バンクには、かなり痺れた…。「原点にして頂点」という言葉はあまり好きではないのだが、この変身バンクのキレの良さやカッコよさは確かに「原点にして頂点」と言っても差し支えないと感じた。
それにやはり、20年の原液であり、高い評価をとにかく得ている。少なくとも駄作ではないのは確かだろうし、そこは安心して良いのだろう。ただ、これまでの傾向から俺の好みの作品は何だか世間一般のそれとはズレまくることが多いので、初代が俺の好みの作品であるかは蓋を開けてみないと…というところは否定できない。作品としてよく出来ているからと言って、それが俺の感情に呼応するかや、好みの作品になるかは別の話になってしまうので…。
本音を言うと、初代を過剰に好きになってしまうと展開の過剰供給に俺の精神と銀行口座が苦しめられるから、距離を起きたいだけです。どっちが敗けるか勝負だ!!!!!!初代!!!!!!!!!!
~以下いつもの前置き~
なお、このブログは広告貼ってその収入でドメインを維持してるので、著作権周りはちゃんとしないといけなく、アニメをスクショしたツイートは非掲載となっている。引用するにも微妙なのばっかなので、気になる方は前後のツイートを表示するアドオンとかを利用していただきたい。
あと、感想は基本的にスレッドで長々と書いてる時の方が多いが、ここでは1ツイート目しか貼らないので、続きを見たい方はお手数ですが都度リンクを開いていただければ…「Twitterで会話をすべて読む」的なボタンが表示されているはず(Twitterアプリ内からこの記事開いた方は、ボタン押すと記事消えちゃうので、別ブラウザから開くなどしてください)
- 第1話「私たちが変身!?ありえない!」
- 第2話「カンベンして!闇に狙われた街」
- 第3話「イケてる実習生に気をつけろ!」
- 第4話「ミラクル!?生きている美術館」
- 第5話「マジヤバ! 捨て身のピーサード」
- 第6話「新たな闇! 危険な森のクマさん」
- 第7話「熱闘ラクロス! 乙女心は超ビミョー!」
- 第8話「プリキュア解散! ぶっちゃけ早すぎ!?」
- 第9話「取り返せ! メポメポ大作戦」
- 第10話「ほのか炸裂! 素敵な誕生日」
- 第11話「亮太を救え! ゲキドラーゴ・パニック」
- 第12話「悪の華・ポイズニー参上! って誰?」
- 第13話「ご用心! 年下の転校生」
- 第14話「ウソホント!? にせプリキュア大暴れ」
- 第15話「メッチャ危ない家族旅行」
- 第16話「ストレス全開! マドンナはつらいよ」
- 第17話「ハートをゲット! トキメキ農作業」
- 第18話「ドキドキ! 中間テストは恋の迷宮」
- 第19話「こわすぎ! ドツクゾーン最後の切り札」
- 第20話「どっちが本物? ふたりのほのか」
- 第21話「衝撃デート! キリヤの真実」
- 第22話「ウッソー! 忠太郎ママになる!?」
- 第23話「危うし! 夏合宿の悪夢」
- 第24話「決戦! プリキュア対イルクーボ」
- 第25話「いざ光の園へポポ! 私たちも!?」
- 第26話「さよならメップルミップル!? やだー!」
第1話「私たちが変身!?ありえない!」
初代プリキュア第1話、これ本当にシリーズの最初の回なのか!?ってレベルで結構異例尽くしな描写多いな…!S☆Sの方が魔法少女モノとしてはスタンダートな始まりしてるように感じるぐらいには。
— koichil (@koichil) 2023年11月11日
手を繋ぐことは最初から強調されてたり、やっぱりプリFを見た後だと感慨深い気持ちが強い…。
ぷよクエの初代プリキュアコラボ、シナリオ見た感じだと、なぎさは巻き込まれキャラとして定着してる感じで、言われてみれば第1話もそこが強調されてるキャラ付けだし、尚更なぎほのはあくまで普通の女の子として描かないとアカンのよなぁ、と感じた。
— koichil (@koichil) 2023年11月12日
※ちょうどS☆Sとコラボしてぷよクエを軽く始めていた
第2話「カンベンして!闇に狙われた街」
初代プリキュア、もしかして平成ライダーで例えるとクウガとアギト以降ぐらい作風違う???????????
— koichil (@koichil) 2023年11月12日
初代プリキュア2話、最初の作品にしてウザい感じの妖精をなぎさが普通に嫌がってたりめんどくさがってたりするし、こんなことに巻き込むなバカ!と至極真っ当にキレたりするの今では見れない原液すぎるし、妖精が話すことも胡散臭すぎるのすごい。
— koichil (@koichil) 2023年11月12日
S☆Sは流されながら戸惑いつつも和やかに対応してたし
初代プリキュア、カメラの謎ズームイン演出がくどいぐらい挟まれるんだけど、当時の担当者のクセなのかしら…。これもS☆S以降だと、ほぼ見ない演出だよな。
— koichil (@koichil) 2023年11月12日
初代プリキュア、妖精に一方的に巻き込まれてプリキュアに変身して戦ったことをなぎさが「危うく死にかけた」と表現してるのが本当に1作目が故に縛られてない感じがすごいよね。
— koichil (@koichil) 2023年11月13日
S☆Sの初代のアクションとかが刺激が強すぎるので作風含めて全体的に柔らかくなったみたいな話、初代見るまでピンと来なかったんだけど、初代第2話の落下するエレベーターを脚でガリガリ止めるなぎほの見て「そういうことか…」ってなったし、実際原点であるはずの初代に感じる「これ以降のシリーズに
— koichil (@koichil) 2023年11月14日
第3話「イケてる実習生に気をつけろ!」
初代プリキュア3話、なんか必殺技喰らって敵幹部の歌舞伎の人どっか飛んでちゃったんだけど、これ別に浄化されたわけじゃないんだよね?どういうアレなの…。
— koichil (@koichil) 2023年11月13日
担任の女教師が今だったら普通にアウトな感じの人なの00年代前半の味わいだ。教師と生徒の恋愛云々言ってるココのぞどころじゃないだろ!
第4話「ミラクル!?生きている美術館」
初代プリキュア4話、サブタイといい起こってる事象といい、なんかチャー研っぽいな…。
— koichil (@koichil) 2023年11月14日
石化してる人達を人質に取られてどうするのかと思ったら「心眼!」でゴリ押しなの何。失敗したら石化してる人達そのまま死ぬからあぶねーだろ!!!!!
ミップルメップル、話聞く限りだと
初代プリキュア4話、人間が一斉に石化される、長い年月を飛び越える、石化復活液を作れそうな学生がいる、なのでDr.STONEだし、美術が好きな主人公が出てくる次作のプリキュアの中の人が稲垣理一郎の嫁なんですよね(?)
— koichil (@koichil) 2023年11月14日
第5話「マジヤバ! 捨て身のピーサード」
初代プリキュア5話、ほのかがキレる時の演技がオーバーすぎる!!!舞の「聖なる泉を汚す者よォ↑↑↑」が本当に可愛く見えるレベルの迫真さ。
— koichil (@koichil) 2023年11月16日
まさかの第5話で退場する上に何が「捨て身」だったのか全くわからない歌舞伎の人は置いといて、初代の作風を決定的にしてそうな回だった。
メップルミップル、どっちがメップルでどっちがミップルなのか覚えられない…。どう覚えればええんや…。
— koichil (@koichil) 2023年11月16日
S☆Sのド初期の作品のはずなのに妙に肌に馴染むギャップ、本当にS☆Sが初代の空気感を見直して以降それが高い割合で続いていたということだと思うんだよな現時点だと…。初代の空気感も普通に好きだし、感動してるけど、方向性があまりにも違いすぎる。
— koichil (@koichil) 2023年11月16日
メップルミップル、どっちがどっちなのか覚えられないので、頭を捻りまくって、関智一の「せ(E)」がメップルの「メ(E)」に対応するというところで覚えるようにした(どういう覚え方だよ)
— koichil (@koichil) 2023年11月16日
メップル、あんなんだけど恋愛強者ではあるので、なぎさが男子に向けてる感情にはすぐに気付くし、上から煽れるというキャラ付けが良いよね。
— koichil (@koichil) 2023年11月16日
第6話「新たな闇! 危険な森のクマさん」
初代プリキュア6話、なぎさのカナヅチ設定から何か成長する展開があるわけでも何でもないんだ…。普通の女の子としての生活を求めてるけど、とりあえず眼の前に困ってる者がいれば手が先に出ちゃうみたいなところを強調したいのかな。
— koichil (@koichil) 2023年11月16日
今のプリキュアというか、S☆S以降から変わってるはずなんだが、
第7話「熱闘ラクロス! 乙女心は超ビミョー!」
初代プリキュア7話、1人の男を巡ってなぎさがプリキュアとしてのパートナーのほのかにモヤる展開は新鮮なんだけど、戦闘は急に関係ない教頭の世知辛い話が挟まるし、ラクロス不調子の問題はすぐに解決するし、なんなんだこの回…。
— koichil (@koichil) 2023年11月18日
もしかしてなんだけど、ザケンナー化した教頭が本音を
初代プリキュア、現時点だと良い意味でも悪い意味でも「なんだこの回…」が多いので、その積み重ねの先で見る第8話に怯えるみたいなところはある。
— koichil (@koichil) 2023年11月18日
第8話「プリキュア解散! ぶっちゃけ早すぎ!?」
初代プリキュア8話、いや、まぁ…確かにお話としてはすごく良いのかもしれないし、敵ガン無視して口で殴り合いながら戦うのも面白かった。仲違いした2人が、手帳を通してお互いを知って、プリキュアであること以前にやっぱり友達でいたいということをお互いに認識するのも良いし、
— koichil (@koichil) 2023年11月18日
初代プリキュア、序盤を見る限りは「普通に憧れる女の子が戦いに巻き込まれて、日常に何を見出すか」というお話をやろうとしてるように感じて、なぎさにとって藤Pはそのシンボルとして描かれてるはずなんだけど、俺がそこに気を置きすぎてそこが有耶無耶にされることがあまり耐えられないのかも…。
— koichil (@koichil) 2023年11月18日
なぎさ、ほのかに対して嫉妬とモヤモヤを抱えながら「私が男子なら好きになりそうなタイプ」なの火力が高い。
— koichil (@koichil) 2023年11月18日
第9話「取り返せ! メポメポ大作戦」
初代プリキュア9話、なんかこの回はノリが見慣れたプリキュアって感じだったな。生徒から没収した漫画本を遅くまで読み耽っている教頭は懲戒免職だろ!というツッコミはあって株の乱高下がすごいけど…。
— koichil (@koichil) 2023年11月19日
8話で距離が縮まったなぎほのに対する周囲の反応も良かったし、あんな鬱陶しく思ってた
ほのかのなぎさへのツッコミ、ましろっぽさあるな。もしかしてそこも意識してるところだったのか?
— koichil (@koichil) 2023年11月19日
ひろプリ、初代要素はOPとかその辺の表面上の演出だけだと思ってたけど、初代をいざ見てみるとわりと明らかに「これ初代の要素意識してたんか!?」な部分が多い。ほのかとましろの家庭事情とかその辺がわかりやすいよね。
— koichil (@koichil) 2023年11月19日
メップルの治療を後回しにして変身するの、俺も気になったけど、まぁゲキドラーゴとの戦闘中なので治療が邪魔される→先にゲキドラーゴ吹っ飛ばしておく、という感じなんだと思う。
— koichil (@koichil) 2023年11月20日
初代プリキュア、ピーサードって名前は覚えられないのに、ゲキドラーゴはすぐ覚えられるの、名前の由来のわかりやすさって大事だなと感じる案件。
— koichil (@koichil) 2023年11月20日
第10話「ほのか炸裂! 素敵な誕生日」
初代プリキュア10話(ほのか誕生日&強盗回)、要素が渋滞しすぎなんだが、すごい回だな…プリキュアかこれ…?
— koichil (@koichil) 2023年11月20日
強盗が入ってきて何やかんやで人外の敵が乱入してきてみたいな展開、メタルヒーローシリーズとかだと見る気はするけど、プリキュアだと流石に初すぎる…。てか、ほのかの胆力が異常…。
お小遣いがなくなったので小学生の弟に金借りにいこうとしたら拒否されたので関節技を弟にキメるプリキュア、流石に初代だけだよ。
— koichil (@koichil) 2023年11月21日
初代プリキュア、まだ最序盤なのでアレだが、作品の空気感としては90年代の作品をそのまま継いでる感あって、恐らく同じ東映で言うとセラムンやおジャ魔女のも引き継いでるのかもしれないが、敵幹部を必殺技で吹っ飛ばすのはばいきんまんとかロケット団を感じる。S☆Sで早々にここ変えてるんだよな…。
— koichil (@koichil) 2023年11月21日
なぎほのの絶妙なお行儀の悪さ(褒めてます)を見た後だと、S☆Sの咲舞とかが作風含めて薄味に感じてしまうのは(が、恐らくこれが以降のフォーマットになってる)確かにあるのかもしれない。5だと多少そこら辺戻してるよね。りんかれの回がわかりやすい。
— koichil (@koichil) 2023年11月21日
第11話「亮太を救え! ゲキドラーゴ・パニック」
初代プリキュア11話(水族館回)、なぎさと亮太の描写はこれまで散々描いてきたわけで、水族館内のやり取りもそれの延長線上でしかないから、両者の関係を言語化した上で終盤を描いて欲しかった感あるな。
— koichil (@koichil) 2023年11月21日
亮太がなぎさが心配で言いつけ守らないで飛び出すのも、ゲキドラーゴが亮太を巻き込んだので
第12話「悪の華・ポイズニー参上! って誰?」
初代プリキュア12話(ポイズニー初出陣)、ポイズニー回と見せかけて、雪城祖母回なんだけど、え、何。元プリキュアってわけではないにせよ、それに準じる何かが過去にあった感じなの…?最後の描写的にプリキュアのことは知ってるみたいだし、一番謎の人物になってしまった…。
— koichil (@koichil) 2023年11月22日
第13話「ご用心! 年下の転校生」
初代プリキュア13話、キリヤの転入だけじゃなくて、ポイズニー(←キャラがわかんなくなってきた…)との関係描写、ほのかの部活の研究発表、偽プリキュアへの前振りと要素ギッチギチすぎて混乱する…。もうちょい絞らんと、一つ一つが薄味になって何やりたいかも焦点定まらない感が…。
— koichil (@koichil) 2023年11月23日
第14話「ウソホント!? にせプリキュア大暴れ」
初代プリキュア14話(偽プリキュア回)、存在は知っていたが、思った以上に良かった…好きな回だ。
— koichil (@koichil) 2023年11月24日
日常から切り離されてしまいつつも戦う覚悟が出来ている本物のプリキュア(なぎほの)が、憧れと遊びという日常にいる偽物のプリキュアを必死に守ろうとするの滅茶苦茶熱い…。偽プリキュアの2人、
第15話「メッチャ危ない家族旅行」
S☆Sの健太ってなぎさの血筋引き継いだキャラなんですかね…。
— koichil (@koichil) 2023年11月25日
初代プリキュア15話(旅館回)、家族ぐるみで旅みたいなところが少しS☆S感ある。普通の日常回って感じで初代だと逆に新鮮だけど、たまには良い。
— koichil (@koichil) 2023年11月25日
なぎほのの行き先を吐いちゃう亮太、水族館回で2人を心配して飛び出したのと同じだ。ほのかが遊んでくれる約束、サラッと有耶無耶になってませんかね…。
第16話「ストレス全開! マドンナはつらいよ」
初代プリキュア16話、ええっと…………何これ……………(困惑)
— koichil (@koichil) 2023年11月26日
今回初登場の小田島友華、悩みが別に解決したわけでもないし、ポイズニーによるザケンナー化のギミックとして利用されただけだし、チャー研のなんか困ったら笑いながら終わるみたいなオチになってるし、何がしたいのか全然わからんぞ!?
第17話「ハートをゲット! トキメキ農作業」
初代プリキュア17話(農作業回)、いやキリヤ君が絆されんの早すぎだろ!!!!????満と薫以上か!?と思ったけど、満と薫も第18話(パンパカパン手伝う回)でドロドロンの妨害してるからタイミング的にはほぼ一緒なのか…。いやでも満と薫の方が事前に仕込んでた回は多かった気もする(?)
— koichil (@koichil) 2023年11月27日
第18話「ドキドキ! 中間テストは恋の迷宮」
初代プリキュア18話(破レター回)、キリヤ君が興味ある対象のほのかから相手を思いやることを学ぶけど、当のほのかが発端となってキリヤ君は興味ない相手に巻き込まれたという感じか…複雑な構図だなぁ。
— koichil (@koichil) 2023年11月29日
最後のキリヤ君の自省もどっちかというと、ほのかに謝られたことが発端っぽいから、
藤P先輩、今回の話で本当に良い人なのはわかったけど、それはそうと声とか話し方とか態度がなんかこう…チャラい優男の胡散臭さがすごい!!!!!
— koichil (@koichil) 2023年11月29日
第19話「こわすぎ! ドツクゾーン最後の切り札」
初代プリキュア19話(メップルミップル喧嘩)、お話としては喧嘩だが、どちらかというと虹の園のエネルギーの設定解説と、イルクーボの顔見せ用って感じかなこの回。ポイズニー&キリヤがまだ出撃中なのにペースが速い…。
— koichil (@koichil) 2023年11月29日
メップル、故郷がドツグゾーンに荒らされたわりには危機感薄いな…と思ったが、
第20話「どっちが本物? ふたりのほのか」
初代プリキュア20話(ポイズニー退場)、俺が最初に感じた「メップルとミップルどっちがどっちなのかわからない」がまさか劇中で触れられるとは思わなかった…ってのは置いといて、これまでの回で一番良かったかもしれない…。
— koichil (@koichil) 2023年11月30日
なんというか、なぎほのの集大成(と言っても通過点なんだろうけど)と
脚本担当されてる羽原大介さん、初代だと個人的には好きな回が今のところ多いな…。
— koichil (@koichil) 2023年11月30日
第21話「衝撃デート! キリヤの真実」
初代プリキュア21話(キリヤ君正体バレ)、これ…全然終わってないな…?なんか闇の中に進んで消えただけだし、普通に後からキリヤ君復活するヤツだな…。
— koichil (@koichil) 2023年12月1日
この作品の「闇に還る」って実質的に「死」じゃないの?というところで、ピーサードを倒した時は自責の念で泣き崩れるほのかにメップル達が
イルクーボ、闇の存在だから相容れない点を除けば、良い人だよな多分。ピーサードのことも唯一バカにしてなかったし。
— koichil (@koichil) 2023年12月1日
キリヤ君が日常に憧れ始めて葛藤する流れ、完全にS☆Sの満と薫の前身なんだけど、今のところ同じ気持ちを抱かない理由をずっと考えている。
— koichil (@koichil) 2023年12月1日
満と薫の場合は変わっていく過程に日向みのりが挟まってるかという点があるのがキーなのかなと、もうちょっと深掘りして考えると、みのり自身が薫たちによって
初代プリキュアの感想を吐こうとすると、S☆Sはその辺はどう変えたのかみたいな比較になりがち。見る順番が逆だったかもしれねえ。
— koichil (@koichil) 2023年12月1日
第22話「ウッソー! 忠太郎ママになる!?」
初代プリキュア22話(忠太郎回)、突然イケボで忠太郎が喋り始めたりするから何事かと思った。今だと見ない表現というか、次のS☆S(🐈)はちゃんと理由付けてやってるんですねこれ…。
— koichil (@koichil) 2023年12月2日
キリヤ君のような光に堕ちかけた闇の存在が消えた後のプリキュア側の日常への戻し方、この回で描かれたような形式
第23話「危うし! 夏合宿の悪夢」
初代プリキュア23話(夏合宿回)、ひたすらかわいい志穂が見れた以外は普通に絶望的な展開じゃん展開じゃん展開じゃん!!!!
— koichil (@koichil) 2023年12月3日
石の管理を1箇所にまとめてたのが仇になった感ある。分霊箱みたいに分けないとダメだね。
前後編っぽいのも、もしかして珍しい?
第24話「決戦! プリキュア対イルクーボ」
初代プリキュア24話、あんな格高い感じだったイルクーボさんが何か三下みたいなキャラになっちゃってるし、わりとあっさり普通に退場させられちゃったし、なんか残念だな…。ポイズニーみたいな激情的な最期でもないし、もし本当にこれで退場なら不満がすごい…。
— koichil (@koichil) 2023年12月4日
なぎさが敵突破の作戦を立てるのも、
ドツクゾーンのメンバーの中でもピーサードをバカにしなかったり、油断は大敵と慎重だったり、キリヤ君の去就についても思うところがあるのか配慮のある表情や言動を見せたり、とても魅力的な敵幹部だったイルクーボさん、24話だと本当に同一人物か?というレベルの扱いで退場したので納得いかねえ…。
— koichil (@koichil) 2023年12月4日
初代放送時の事情とか俺はわかんないんだが、もしかして初代は反響がダメだったら2クールでも終わらせられるように構成してて(前年のナージャが振るわなくて、そこら辺は慎重になってるだろうし…)、延長が決まったからクール終わりの展開というか構成が整合性保てないレベルで変わっちゃったとか…?
— koichil (@koichil) 2023年12月4日
第25話「いざ光の園へポポ! 私たちも!?」
初代プリキュア25話(光の園来訪)、メップル達があまりにも調子に乗るから勇者だの何だのが本当なのか半信半疑だったけど、一応肩書自体は本当だったんだ(失礼)
— koichil (@koichil) 2023年12月5日
イルクーボさんあんな退場で納得いかん!と思ってたら即復活しちゃった…速すぎる!なんか残留思念がザケンナー化したみたいな風貌だが…。
第26話「さよならメップルミップル!? やだー!」
初代プリキュア26話(やっと1/4…)、せいぜいイルクーボさんの完全撃破で終わると思ってたから、なんか普通にジャアクキング倒しちゃったのであるぇ~???って感じなのだが…。ていうかせっかく復活したイルクーボさん、退場の仕方が結局アレな感じじゃん…。あんまりだ…あんまりだよ………。
— koichil (@koichil) 2023年12月6日
はい…というわけで、初代1期は半分…MHも含める1/4を見終わりました。なんだかんだ毎日1話ずつ見ると、あっという間である。
プリキュアシリーズの第1作、つまり原点ということで見始めたわけだが…………ら、乱雑………!!!!!!
前置きをちゃんとしたいのだが、別につまらないわけではない。むしろ、作品としては面白いし非常にエネルギッシュだ。
だが、あまりにも雑多…!乱雑………!なんというか「何がしたかったんだこの回…」みたいなのが非常に目立つ…。毎日出力する感想ツイが俯瞰してみると辛口すぎて逆に申し訳なくなってしまうぐらいだ。
前回のS☆Sの統括感想で要約すると俺はこんなことを書いている。
「最近の作品は昔の作品から反省できるので、どんどん脚本の平均値が上がっている」「裏を返せば、見る前は初期の作品であるS☆Sにそこまで期待していなかった」「しかし、そんな懸念を他所にS☆Sの脚本は今の作品と相違ないほどに素晴らしかった」
………何が言いたいかというと、S☆Sで抱え、後に否定された懸念は、まさしく初代視聴中の俺の元に具現化して戻ってきたということだ。そんなことある!?
こういうこと書くと、あまりにもS☆S信者すぎてアレなのだが、なんというか本当に今のプリキュアシリーズの安定した空気感やフォーマットを作ったのは初代ではなくS☆Sなんじゃないかと思ってしまう。初代はあまりにも基盤がグラついている…!
と言っても悪いことばかりではない。基盤がグラついているが故に、初代は初代で初代にしかない空気感が存在する。今のプリキュアシリーズでは絶対に見ないような描写が第1話からモリモリ出てくるのは、本当に見てて楽しい。トロプリの土田SDが言ってたように「プリキュアは絶賛、堕落中」なので*1、ネジを締めすぎて出来なくなってしまった表現や展開が非常に多い(自覚しているのか、最近はそこにメスを入れようとする動きが目立つが)
そして、後の作品で「革新的だ!」と持ち上げられていた描写は、主軸に据えていないだけで初代が実はもう行っていた…!という印象も強い。まだ1/4しか見ていない俺でもそう感じるのだから、本当にそういうレベルで乱雑に色々なことをやりたいようにやっている。
なんと言っても、プリキュアシリーズの基本と言われつつも後の作品で形を変えながらオミットされていく「普通の少女が非日常に巻き込まれることの葛藤」という軸が、初代ではとにかく徹底されており、逆に新鮮に感じる。普通を求める女の子たちが一方的に…いきなりガチの殺し合いに巻き込まれるのだ。それは普通に考えたらおかしい。そのおかしさをちゃんと「ぶっちゃけありえない!」しているんですよね、初代………。
ピーサードを実質の死に追いやって泣き崩れるプリキュア変身者や、戦いに身を投じる覚悟を決めたプリキュア達への憧れの否定を描いた偽プリキュア回などなど………こんな殺伐とした空気感は間違いなく初代特有の物だろう。
なので、統合すると初代は「確かにシリーズの原点」だが「作品を構成する要素はあまりプリキュアではない」という印象に着地している。プリムよ、プリキュアわかんねえよな…安心しろ俺も一緒だ。
見てない人に通じないので申し訳ないが、平成ライダーシリーズで例えるならまさに『クウガ』である。『クウガ』は平成ライダーの第1作だがあまりにも味が独特で、シリーズとしての基盤や空気感を作ったのは次作『アギト』であるという点と同じ。プリキュアに関してもS☆Sが『アギト』のような位置付けであることに疑いはない。
なので、結局のところ俺の好きなor慣れているプリキュアへの空気感がS☆S以降に醸成されていったもので、それがまだ存在しない初代に対して困惑を覚えるのは当然なんだろう。慣れていくしかない。
それでも1話の中でやりたいことが定まってないように感じるのは、やっぱり脚本の質に違和感を感じてしまうので(ド素人のくせに偉そうだなお前!)、何とかしてもらいたいものである。
ところで、志穂がすごくすごくすごく可愛すぎるんだが、なんでみんなもっと早く教えてくれなかったんですか?俺は志穂のために見続ける。
次の記事↓
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*1:脚本の質とは別の部分である。