▲前回
さて、まさかの2クールでラスボス撃破………『魔法つかいプリキュア!』も似たようなことやってるけど、初代はどういうわけか、あと6クールあるんだよな…なんだこれ…。
~以下いつもの前置き~
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- 第27話「新たな闇が迫る! 迷子のポルンを救え」
- 第28話「レギーネ登場! ってもう来ないで!」
- 第29話「嵐の夏祭り! カミナリ様は超コワイ!?」
- 第30話「炸裂! プリキュアレインボーストーム」
- 第31話「マジ家出? ポルンはいったいどこー!?」
- 第32話「ポルンを励ませ! とっておきのカーニバル」
- 第33話「Vゲット! 心でつなげ光のパスライン!!」
- 第34話「なぎさぶっちぎり! 炎のガチンコリレー」
- 第35話「これってデート? 怒涛のハッピーバースデー」
- 第36話「自由を掴め! 番人決死の大脱走」
- 第37話「いざ初舞台!! 負けるなロミオとジュリエット」
- 第38話「ガッツでGO! 亮太のお使い大作戦」
- 第39話「涙キラ! 汗がタラ! 結婚式は大騒動!!」
- 第40話「夢の世界へご招待!? 一泊二日闇の旅」
- 第41話「負けないってばー!! 闇の力をぶっとばせ!」
- 第42話「二人はひとつ! なぎさとほのか最強の絆」
- 第43話「激揺れまくり! 藤P先輩に届けこの想い」
- 第44話「最高ハッピー!? なぎさのホワイトクリスマス」
- 第45話「歌えさくら組! 合唱は勇気を乗せて」
- 第46話「サイアク〜! 石の力が奪われた〜!?」
- 第47話「最強戦士登場! っても〜ありえない!」
- 第48話「史上最大の決戦! プリキュア最後の日!!」
- ふたりはプリキュア CDドラマシリーズ ふたりでプリドラNo.1 ぶっちゃけお江戸でござる!?
- ふたりはプリキュア CDドラマシリーズ ふたりでプリドラNo.2 マジしんどい!雪は招くよ嵐を呼んで!?
- 第49話「未来を信じて! 明日を信じて! さよならなんて言わせない!!」
- MHがまだあるけど、一旦の統括感想
第27話「新たな闇が迫る! 迷子のポルンを救え」
初代プリキュア27話、新章開始したけど、倒されたラスボスがいくつかに分離する形で新しい敵幹部ポジションになるというパターンなのか…?以降のシリーズだと見ない気するから新しいな。
— koichil (@koichil) 2023年12月7日
今回出てきたオッサン(名前知らん)、見た目が何かアメコミに出てきそうだな…というのは置いといて、
第28話「レギーネ登場! ってもう来ないで!」
初代プリキュア28話、レギーネもそうだけど、人間態としての人格は別にある感じなのか…?演出とともに何を考えているのかますますわからなくて不気味だし、多分ジャアクキングとしての記憶もあるから三重人格みたいで混乱するぜ…。
— koichil (@koichil) 2023年12月8日
今回は序盤で強調されてたプリキュア変身者の日常への侵食が
今回、なぎほのの表情とかアクション表現がいつにも増して独特だけど、作監の「はっとりますみ」って聞かない名前だな…。
— koichil (@koichil) 2023年12月8日
第29話「嵐の夏祭り! カミナリ様は超コワイ!?」
初代プリキュア29話(夏祭り回)、ポルンを置いていったことも、藤Pの捻挫のことも、その場にある描写というだけでそれ以上のアレは何もないんだ…そうなんだ…。
— koichil (@koichil) 2023年12月9日
まぁ初代だといつものことだから置いといて(置くな)、新しい敵幹部達はやっぱり誕生後すぐに記憶改竄か何かの能力で社会に溶け込んでるで
初代プリキュア、ドツクゾーンの「エネルギー吸収」が生命とかだけじゃなくて電気とかそういう広義のエネルギーも対象だから簡単に孤立展開作れるの便利だな…。
— koichil (@koichil) 2023年12月9日
初代の藤P、言動とか声とか仕草が完全にゲスのチャラいキャラなんだけど、本当に良い人なの時代が時代なら本物藤P先輩とか言われてたかもしれない(?)
— koichil (@koichil) 2023年12月9日
第30話「炸裂! プリキュアレインボーストーム」
初代プリキュア30話(レインボーストーム習得)、実質ウィズダムメイン回みたいになってたな。ていうかあんま連発できなさそうとはいえ、ワープみたいなこと出来たのか…。イルクーボさんに捕まった時とかこの能力使わなかったのは何故…。
— koichil (@koichil) 2023年12月10日
しかし、ポルンに普通にキレるなぎさ、5のミルクに
— koichil (@koichil) 2023年12月10日
第31話「マジ家出? ポルンはいったいどこー!?」
初代プリキュア31話、石の在り処わかんないけど、とりあえずジャアクキング先に復活させとくか☆のノリで即復活させられるのどういう構成…。最終盤まで3人だけで回してみたいな感じじゃないの!?
— koichil (@koichil) 2023年12月11日
ポルンもだんだんこのまま抱え込んでおくの無理だろ…みたいなレベルのキャラになってきてるけど、
第32話「ポルンを励ませ! とっておきのカーニバル」
初代プリキュア32話(ホームシック回)、妖精が大暴れするだけの回かなと期待値下げて見てみたら、ポルン側もある意味ではなぎほの達同様に日常を奪われた存在という切実な回だった…。
— koichil (@koichil) 2023年12月12日
めっちゃワガママというところが強調されてるけど、よく考えたら虹の園行きは別にポルンの意思じゃないもんな…。
第33話「Vゲット! 心でつなげ光のパスライン!!」
初代プリキュア33話(莉奈志穂回)、志穂がラクロスに自信なくす描写が急に生えてるように見えるというか、そもそもこれまでラクロス部メンバーの悩みみたいなところが実質的になぎさしか描かれてなかったから、1話完結で急にやること自体がアレ…というところは置いておくしかないのだが、
— koichil (@koichil) 2023年12月13日
ポルン、プリキュアを強化するために毎回キレさせないといかんのか…?と何か大変そうだなぁ…という感想を抱きつつ、今回なんか勝手に何かを感じ取って勝手に感情爆発して遠隔地からノルマ発動してきたから、もうそこら辺を良い感じに整合性取るのは捨てようとしてる感じに見えるな!?
— koichil (@koichil) 2023年12月13日
第34話「なぎさぶっちぎり! 炎のガチンコリレー」
初代プリキュア34話(体育祭回)、ポルンによる強化の流れが明らかに雑になって来てる!!!!!!ポルンが行方不明になって色々阻害される展開が続いてるんだけど、戦闘時は遠隔地から強化できるから何の問題もないぜ!!!!!
— koichil (@koichil) 2023年12月14日
なぎさはラクロスの試合といい、遅刻癖がすごいと周りから思われてるはず
第35話「これってデート? 怒涛のハッピーバースデー」
初代プリキュア35話、なぎさが意中の相手である藤Pじゃなくて全く知らない男子に告白される回…突然なんなんだという気持ちで見てたけど、ちょっと泣いてしまった…。今までの回で一番好きかもしれない…。
— koichil (@koichil) 2023年12月15日
支倉、作中で言われてる通り一方的に告白して一方的にデートの取り付けして…と、
第36話「自由を掴め! 番人決死の大脱走」
初代プリキュア36話、急に個性生えさせられた執事ザケンナーコンビのコミカルさもあって、状況としては切羽詰まってるのに全体的に緩い回だったな。準レギュラーっぽいあたり、新敵幹部の3人だけだと絵面が真面目になりすぎるからテコ入れなのかしら。キャラ立ってるし悪くないと思う。
— koichil (@koichil) 2023年12月16日
第37話「いざ初舞台!! 負けるなロミオとジュリエット」
初代プリキュア37話(ロミジュリ回)、映画監督・志穂が可愛いし、全体的にギャグがキレッキレだし、劇を通じたなぎほの描写ですごく良い!!!!!面白い!!!!!!!
— koichil (@koichil) 2023年12月17日
けど、終盤の展開なんだよ!!!!!!!???????俺も観客と一緒にポカーンとするわ!!!!!!!!!!!!???????
初代プリキュア、第2クール目あたりから、何がしたいのかわからなくてノレない回がかなり多い感じなんだけど、ここ最近の回は普通に楽しめてるな。ロミジュリ回はベクトルがおかしいけど…。このテンションで突っ走って欲しいが…!
— koichil (@koichil) 2023年12月17日
第38話「ガッツでGO! 亮太のお使い大作戦」
初代プリキュア38話(はじめてのおつ回)、小学生を一人でおつかいに行かせる系の話って、後の作品ではないタイプの回な気がする…なんかこう…普通に危ないからかな。両親も心配はしてたけど、今だったら取り乱す感じの描写になるよねえ。いやでも、おつかい回として手堅くまとまってて面白かった。
— koichil (@koichil) 2023年12月18日
亮太、なぎさに関節技決められすぎて喉潰したとかじゃなくて良かった。
— koichil (@koichil) 2023年12月18日
第39話「涙キラ! 汗がタラ! 結婚式は大騒動!!」
初代プリキュア39話(先生結婚)、なんというか初代プリキュアだんだん作風が現行イメージのプリキュアに近づいて行ってる気がする。お話も何かしっかりしてる…。初期に見られた血生臭い感じもなくなってきてるような気がするのは、寂しいが…。
— koichil (@koichil) 2023年12月19日
3クール目ラストぐらい?だからなのかはわからんが、
第40話「夢の世界へご招待!? 一泊二日闇の旅」
初代プリキュア第40話(お泊まり回)、ベルゼイが何故なぎほのの夢に干渉する手段だったのかよくわからないが、石の在り処が知りたいわけだからポイズニーと同じ感じで精神干渉で聞き出そうとした感じかな。ポルンが謎に有能な能力発動するから意味なかったけど…。
— koichil (@koichil) 2023年12月20日
なぎほのが出会いを振り返ると、
第41話「負けないってばー!! 闇の力をぶっとばせ!」
初代プリキュア41話(ラクロス決勝)、なぎさが敵に襲われてラクロス部ピンチ→なぎさ帰還で逆転の流れはもう様式美だけど、今回は1度ラクロスをやめかけて復帰した志穂が頑張って延長線まで持ち込む意地を見せたのが良かった…。ちゃんと必要な回だったんだ…。
— koichil (@koichil) 2023年12月21日
ジャアクキングの内側から食い破られる
第42話「二人はひとつ! なぎさとほのか最強の絆」
初代プリキュア42話、プリキュアオールスターズFの例のシーンが遂に登場………あのなぎさの「独りじゃ何も出来なくて当たり前」のセリフ的にわかっていたことだが、まさにFと全く同じ…引き離された相方を追い、求め、再会するシーン………ちゃんと全部噛み合わせたシーンチョイスだったんだ…。
— koichil (@koichil) 2023年12月22日
初代のこの回、この期に及んで俺はやっぱりそこまでの心から湧き上がる感情はないんだけど(シンプルに描き方の唐突さや、作画と演出のくどさが好みから外れる)、プリキュアオールスターズFは本当に初代に限らず過去作のそういった物を「破壊」して、今の俺にわかるように「創造」し直してるんだな…。
— koichil (@koichil) 2023年12月22日
実際、メップルとかポルン、扱い方間違えると本当にヘイトだけ集めやすそうな感じなので、ちゃんと妖精のウザいところを自覚的に描いた上で強い部分を描けてるのは偉い。『5』のミルクはどうしてあんなことに…(なお、オトナプリキュアで精算中)
— koichil (@koichil) 2023年12月22日
第43話「激揺れまくり! 藤P先輩に届けこの想い」
初代プリキュア43話、さ、最後どうなったの………?唯→藤Pの告白は………?次回予告でなぎさが告白するとか言ってるから、その辺触れられるんだろうか…この回だけだと何とも言えんな…。
— koichil (@koichil) 2023年12月23日
しかし、自分を気持ちを押し通す、守ることの日常を描いた次に「そうは言っても無理なもんは無理」という
第44話「最高ハッピー!? なぎさのホワイトクリスマス」
初代プリキュア44話(クリスマス回)、ちゃんと前回の続きだった、良かった…。メップル達がなぎさの日常のために動くのすごく良い…序盤では考えられない行動だしほろっと来る…。藤Pも脈があるかも…?な感じだし、一時的とはいえキリヤ君とも話せたし、なぎほの双方にとって良いプレゼントだったな。
— koichil (@koichil) 2023年12月24日
第45話「歌えさくら組! 合唱は勇気を乗せて」
初代プリキュア45話、前から一応話は出ていたとはいえ、何故いきなり合唱コンクールを…と思ったけど、なるほど…初代のテーマが歌詞にそのまま出力された「ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!」を(恐らく)最後の日常回である今回に持って行きたかったのかな。これ持ってくるの納得だわ、良い回だった。
— koichil (@koichil) 2023年12月25日
初代プリキュア、急にやりたいことが明白でしっかり描かれている良い感じの回が増え始めて「どうした!?」になってる。1期最終回と言わず、MHもこのまま突っ走って欲しい。
— koichil (@koichil) 2023年12月25日
第46話「サイアク〜! 石の力が奪われた〜!?」
初代プリキュア46話、やっぱり前回の合唱コンクール回は最後の日常回として描かれてたんだな…。
— koichil (@koichil) 2023年12月26日
今までドツクゾーンが自分達の前に現れた時だけ自分達の日常を守るために変身していたなぎほのが、遂に自らの意思で主導的に変身して、これまで見てきた日常を守るために敵に向かおうとするの熱い。
第47話「最強戦士登場! っても〜ありえない!」
初代プリキュア47話(ドツクゾーン再突入)、なんかプリキュア関係なくラスボス候補っぽい2種の存在が勝手に戦い始めたの、なんで初代からそんなイレギュラーなことやってるんだ…ってなるな。
— koichil (@koichil) 2023年12月27日
案の定というか、やっぱり敵側の「自由」を、なぎほのの「日常」と絡めて描く感じなのね。
第48話「史上最大の決戦! プリキュア最後の日!!」
初代プリキュア48話、ウィズダムこれプリキュア妖精としてカウントされてないけど、S☆Sで満と薫が実質的にプリキュアぐらいの立ち位置にいたのと同じで、プリキュア妖精扱いで良いんじゃないんですかね…攫われて以降はレギュラーキャラみたいになってたし…。
— koichil (@koichil) 2023年12月28日
ていうかポルンと力合わせれば、
ふたりはプリキュア CDドラマシリーズ ふたりでプリドラNo.1 ぶっちゃけお江戸でござる!?
最終回前なので、せっかくだし買いました。
Amazonレビューで「キャラ崩壊が酷い」ってあったから覚悟はしてたけど、イルクーボさんのキャラ崩壊が本当に酷い!!!!!!!!
— koichil (@koichil) 2023年12月29日
初代プリキュアのドラマCD、聞き始めたんだけど、ポイズニーが「経済学部卒業」とか言い出し始めたので、多分ハイパーバトルビデオ的なスタンスで向き合わないといけない類のヤツらしい。
— koichil (@koichil) 2023年12月29日
『ふたりはプリキュア CDドラマシリーズ ふたりでプリドラNo.1 ぶっちゃけお江戸でござる!?』
— koichil (@koichil) 2023年12月29日
イルクーボさんのキャラ崩壊は映画村的な舞台のノリってことで、作中でもツッコまれてるので良いとして(良くない)、この題材合うのどっちかというとピーサードだろ………!!!!!
ふたりはプリキュア CDドラマシリーズ ふたりでプリドラNo.2 マジしんどい!雪は招くよ嵐を呼んで!?
「なぎさの影響で雪城さんが壊れていく…!」
— koichil (@koichil) 2023年12月29日
ほのかって志穂達のことは名字呼びなのね。
— koichil (@koichil) 2023年12月29日
ベルゼイ、寝癖直すのに1時間かけてるんだ。レギーネが教えてくれました。
— koichil (@koichil) 2023年12月29日
『ふたりはプリキュア CDドラマシリーズ ふたりでプリドラNo.2 マジしんどい!雪は招くよ嵐を呼んで!?』
— koichil (@koichil) 2023年12月29日
No.1と違ってベルゼイ達がメインだけど、洋館のレギーネのギャグパートがずっと続く感じなので、一応そこまでキャラ崩壊ない感じだった。むしろ3人のコントで深掘りある感じで結構好きかも。
第49話「未来を信じて! 明日を信じて! さよならなんて言わせない!!」
初代プリキュア49話(最終話)、見終わった。すっげえ普通に終わったし(ジャアクキング、わりとあっさりなんすね…)、MHあるのがわかってるとメップルミップルの休息という名の別れも特に来ない!!!!これは後追い故に失ってしまった感じあるな…。ポルンは偉い。
— koichil (@koichil) 2023年12月29日
ただ、日常を守るに当たって、
あれ…そういえば執事ザケンナーってどうなったんだ…?
— koichil (@koichil) 2023年12月29日
なんかいつの間にかフェードアウトしてるよな…。ブンビーさんパターン?
MHがまだあるけど、一旦の統括感想
というわけで…見終わりました!!!初代プリキュア…の第1期!!!(まだ4クールあるの!!!!???)
でも毎日1話ずつ見たら、あっという間っすね…。
ぶっちゃけ、この作品に言いたいことって…わりと前回の記事で吐ききったつもりで、それ以上のアレはないし、そもそもMHを見てから判断したいところなのではある。
それでも、この作品を表現するのであれば…やはり「混沌」だろうか。
今では20年続いているプリキュアシリーズだが、もちろん初代プリキュアの放送当時はシリーズ化はあまり見据えないで作っていたはず。それ故に初代プリキュアは、お話のバリエーションが多彩で、さらに間違いなく今ではやらないような表現も多かったように思える。
後の作品で画期的と言われていた新しい要素の数々は、主軸になっていないだけで実は初代が既にやってる…みたいなパターンも多い。それぐらい「自由」で、これは最大公約数を突き詰めるあまり、表現が固まりつつある現プリキュアシリーズが立ち返るべき部分なのではと思う。もっとも、20周年イヤーはやりすぎなぐらいに、その固定概念を壊していたが…。
一方で色々なことをやりたいがために、中盤あたりはどうもお話としてやりたいことの焦点が定まってないような…悪い言い方をすれば脚本的には質があまりよろしくないなと感じる回が増え始め、俺としてはノレない期間があった。キャラクターの終着点の描き方にも納得が行かない物が非常に多い…。全体として、ここで俺の中の評価をかなり落としているのが辛い………イルクーボさん………。
後半から登場した闇の戦士の3人もキャラとして魅力的だったと思うが、彼らの求める「自由」については特に深掘りというか、なぎほの達の「日常」と対比させようとしてる空気感を出しつつ、結論が出ずにそのままジャアクキングに吸収消滅されてしまった感があり、消化不良ではある。あと、レギーネが消えたことが悲しい。
この作品をリアタイしていた人達が、具体的にどういうところに魅力を感じて、作品の人気に繋がったかは、感覚として正直わからなかった。恐らく、セーラームーンやおジャ魔女で形成されていた認識や、そこへのカウンターとなる要素が関係しているように思えるのだが………わからない…俺もプリキュアが何なのかわからないよプリム。
なので、自由だけど「混沌」な作品だなと俺は感じる。
ただ、3クール目終了間際あたりから、急に脚本の質が上がったように感じるというか、雰囲気が現行の見慣れたプリキュアにかなり近づいていったように感じる。なので、少なくともそこから終盤までは、そんなモヤモヤした気持ちを抱えることはなかった………のだが、同時に序盤にあったような血生臭い、命のやり取りを本気でしている特有の作風も薄くなっている。個人的に初代プリキュアに求めていた空気感はアレなので、なんかトレードオフされたみたいになったのが悲しい。
一方で、後の作品では主軸からどんどん外れていく「普通の女の子が失ってしまった日常と、守りたい日常への焦点」が初代では強い軸として動いていたのが良かった。ここだけは明確に「シリーズの原点」と感じやすかったし、エンディング曲でもハッキリ明示されている。
あと細かいところだが、なぎさが毎話のように序盤で「前回のあらすじ」を回想でしてくれるのが、非常に助かる。毎日1話の視聴なので俺の場合は前回の内容を忘れるということは滅多にないのだが、まずその回想自体がお話やキャラクターの感情のどこに焦点を当てたいのか明示する役割を担っているので、これは現行作でも積極的に取り入れて欲しいな~…。
というわけで、引き続き第2期…続編となるMHを見て行きたいと思います(どこかのタイミングで続きのリンク貼ります)
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