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『フレッシュプリキュア!』感想ベタ貼り(第1話~第26話)

 

 

………………東映アニメーションさんよぉ………今のプリキュアファンがどれぐらい忙しいか知ってるか?わんぷり最終回を咀嚼して新番組のキミプリを見始めて、わんぷり感謝祭も跨いで、まほプリ2期も追って、関東民はハピチャの再放送も追ってるし、男子ング第二幕だって控えている…。毎日1話ずつ、追加で過去作を追う余裕なんてねえんだ。わかるか?

 

ましてや、その一つずつの感想記事を出来る限り書いてるんだよ俺は。まほプリ2期なんて毎回1話で1日が全て潰れてるんだぞ。週1とはいえハピチャの視聴と感想吐きだってある。同時連載すぎるんだけど、何?ポケットモンスターSPECIAL

 

と、グチグチ文句を言っておりますが…はい………見ます…フレプリ…。「わんぷり放送開始記念!プリアラ全話配信!」とか言いながら、特にプリアラで新しい動きがあるわけでもなかったので、まぁ今回のフレプリ配信も別に何も関係ないんだろうから、急いで見なくたって支障はないんだろうけどさ。でも俺の契約してるサブスクだとフレプリ配信されてないし、一斉に作品を追うユーザーが増えるタイミングはここを逃したらしばらくないんだよね。なので、今見るしかないです、はい…。

 

フレプリ、全くの未見ではあるが…ある意味では俺の中のプリキュアシリーズ内での立ち位置としては、すごく特別な作品である。このブログやSNSでも何回か書いてるので良い加減にしろという感じかもしれないが、改めて説明したい。

プリキュアシリーズはスマプリからリアタイし始めた人間だが、プリキュアのキャラクターや作品を印象的に認識させられたのは、何を隠そうフレプリが初である。その中枢にいるのは、メインキャラの1人であるキュアパイン

当時、プリキュアシリーズに興味なかった俺が何の映画だったかは忘れたが劇場に足を運んで来た時、恐らくフレプリの映画の上映期間だったのだろうか、フレプリキャラの等身大パネルが置いてあった。その中にいるキュアパインに一目惚れしてしまったのだ。いや、何この可愛すぎる子………!!!!!

…まぁそれだけであり、別に作品を見るまでは行かなかったのだが、とにかく記憶に残りまくってるので、キュアパインのビジュアルが相当刺さったんだろう。なんというか、我ながら単純なヤツである。

 

あとは『忍者と極道』のイメージが強すぎる。忍者と極道が殺り合う殺伐とした空気感の中で、何故かプリキュアシリーズがメインキャラクター達の行動指針になっている非常に悪戯(バカ)みてえな漫画なのだが、特にフレプリの物語をモデルにした展開がピックアップされているようで、フレプリ未見的には専らそっちのイメージになってしまっている。フレプリ視聴済みのフォロワーが言うには別にあんまなぞってないらしいが。

 

忍極は置いといて、ダンスチームやってるプリキュアだとか、キュアパッションがいわゆる光堕ちプリキュアの元祖とよく言われており当時は衝撃的だったこととか、親が離婚していることが明言されているプリキュアがいるだとか、ブッキーとタルトの入れ替わり回があるだとか、敵幹部が東西南北だとか、主人公のラブが妙に男らしい仕草があるだとか、プリキュアのシャワーシーンがあるだとか、そういうのは又聞きで知ってはいる。本当に合ってるのかは知らない。

あとプリキュアイースプリキュアシリーズとしては妙に挑戦的なデザインしてんな…という印象である。何が挑戦的かって?そりゃあ…お前………ねぇ………?まぁトロプリも似たようなもんか。

 

とにかくプリキュアシリーズとしては、鷲尾Pが一時的にメインで携わらなくなった作品ということもあり、かなり転換期とも言えるらしいということは認識しているし、すごく人気がある作品だということも実感として滅茶苦茶にある。

そのわりには二次展開に恵まれていないので俺も首を傾げているのだが、その辺のアレコレは実際に見てみないとわからないだろう。

 

というわけで、いつものやってるように可能な限り毎日更新で…感想ツイートをベタ貼りする手抜きスタイルで行きます。それぞれの全文はお手数なんですが、リンク先を参照してください。

 

 

第1話「もぎたてフレッシュ!キュアピーチ誕生!!」

第2話「つみたてフレッシュ!キュアベリー誕生!!」

第3話「とれたてフレッシュ!キュアパイン誕生!!」

第4話「シフォンが迷子?町中もう大騒ぎ!!」

第5話「遊園地でドキドキ!ワクワクデート気分!?」

第6話「消えたハンバーグ!大好きなものを守れ!!」

第7話「せつなとラブ 友情のクローバー!」

第8話「シフォン大ピンチ!ピーチの新しい力!!」

第9話「美希の夢 私プリキュアやめる!!」

第10話「タルトが祈里で祈里がタルト!?」

第11話「ミユキの怒り!もうダンスは教えない!?」

第12話「みんなで変身!フサフサ大作戦!!」

第13話「シフォンが病気!?パインの新しい力!!」

第14話「4人目のプリキュア!?アカルンを探せ!!」

第15話「せつなとラブ 相手を思いやる心!」

第16話「恐怖の文化祭!夜の学校に響く足音!!」

第17話「シフォンはまかせて!ベリーの新しい力!!」

第18話「プリキュアに会いたい!小さな女の子の願い!!」

第19話「新たなカード!イースの新しい力!!」

第20話「ダンスとプリキュア…どちらを選ぶ!?」

第21話「4人目のプリキュアはあんさんや!!」

第22話「せつなとラブ あなたがイースなの!?」

第23話「イースの最期!キュアパッション誕生!!」

第24話「せつなの苦悩 私は仲間になれない!」

第25話「イース対パッション!?私は生まれ変わる!!」

第26話「4つのハート!私も踊りたい!!」

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………はい。毎日1話ずつ更新とほざきながら案の定、忙しくて周回遅れになっちゃいましたが、とりあえずキュアパッションに関して決着(ケリ)が付く前半戦まで完走できました………毎日1話はキツイんだけどそれ以上に1話1話の密度が重すぎる、フレプリ。

 

いや~~~~~~………まだ全話完走してないから、色々言うのは早計なんですけど。すっげ~~~~~面白いですねフレプリ………!!!!!プリキュアに求めているエンタメのバランス感覚というか、空気感が俺の好みだし、各エピソードにおけるさり気ない描写の繋がりがすごく計算尽くしで配置されてて、構成にかなり力を入れている作品だと感じる。本当に実際に見てみないと、何もわからんもんや…。

 

最序盤の変身者が揃うまでの数話は、なんかすごい先行きが不安になるような…世界観設定とかがゆるゆるすぎる描写が続くせいで、あまり良い顔は出来なかった。

しかし、その後はシフォンとラブニキ達の育児を通した真摯な関係性構築の数々、日常サブ回でも「描きたいこと」がしっかりしている話の軸、ウエスターのやたら規模がパワフルなナケワメーケと迫力のある戦闘、大輔の恋の行方、ハンバーグ回やカツラ回のような見る者の激情を揺さぶりまくる回………とにかく数え切れない程の楽しさと愛おしさを連続でぶつけてきて、すごくアガってしまった。しかもこれらが全部、番組テーマである「幸せ」にちゃんと繋がってるのだから驚きだ。

序盤のこの辺の話の1話1話があまりにも面白すぎるせいで、本当にこのピークのような面白さが最後まで続いてくれるのか??????という逆の不安も湧いてしまったぐらいに面白い…とにかくハードルが上がってしまうよね。

 

一方でイース周りの話は集中的に長く尺を取りまくってるような重要エピソードとして展開されているにしては、ドラマ上の複数の軸があまり噛み合ってるようには見えず、当時のシリーズファンを試すような4人目のミスリード描写などがノイズになるレベルで先行していたのももったいないな~とは感じた。

例えば、失態続きのイースの焦りを描くのであれば、その前にイースがサウラーと一緒にウエスターを素で見下すような描写は明らかに整合性が取れないと思ってしまう。

メビウスへの絶対的服従」「ラブニキへの羨望」をきっかけに、イースの中にあるはずの生と幸福への執着、それを阻害しイースの命と幸せを蝕むヘルズ・クーポンナキサケーベのカードという材料を並べておいて、最期のラブニキとの決闘ではそれらの材料が直接は活かされているように見えないというのも惜しい…。

 

光堕ちドラマに関しては俺の中でS☆Sの満と薫、デパプリのジェントルーが絶対的上位に君臨しているという外部的ノイズがあり、色眼鏡で色々見てしまうという点は否めないものの、この辺の長期的な縦軸部分においては、まだ満足が足りないという感覚である。

と言っても単発エピソードの完成度がマジで高いので、それだけでお釣りが来るんですけどねこの作品…。

イース周りの話もやりたいこと自体はちゃんと伝わってくるし、前期EDがかなり東せつなという女に向けているような歌詞と気付いた時は思わず感動したのは事実だ。キツイ言葉を並べたかもしれないが、素材が良い題材と要素だからこそ、惜しい気持ちを抱いている、ということで前向きに捉えていただきたい。

 

あと初恋プリキュアキュアパインって見る前に言ったけど、ごめん…ちょっとラブニキに感情が動きつつある………!!!!ラブニキの光と母性(←キモオタクの視点)があまりにも俺を灼いてくるので、草加・アズナブルになりかけてる。大輔とイースの気持ちがすごくわかる…惚れるに決まっとるよなあんなん…。

でもブッキーも毎回のようにAZTI…可愛いんだよな…。変身で名乗る前のちょっとトコトコ走るところがさ…可愛いんだよ…。あと獣医師の娘なので動物のことを考えるドラマやエピソードが印象に残りやすいというか………フレプリで扱っているモチーフで有名なのは「ダンス」だけど、そのダンスと並行する大きな要素ぐらいで動物がありません?この作品…。わんぷり放送直後に配信するのも納得だね!

 

というかこのフレプリ無料配信、一応キミプリ放送開始記念って扱いなんだよな…。当初はダンス部分でアイドルのそれと重ねてるのか?ちょっと無理矢理すぎない?と思ったけど、どっちかというとプリキュアの正体が民衆に普通に認知されている部分の繋がりが強そうに見える。初の私用変身をしてるのもフレプリっぽいしね。*1

 

とにかく「ふたりは」をタイトルから外して大胆な既存概念の破壊を行った5~5GoGoという前作から、さらに踏み込んで「プリキュアシリーズって暗黙のルールみたいに変な部分で縛ってる要素がいくつかあるけど、別にその縛りってエンタメ作品としてはいらないよね?」を大胆に突き詰めて面白さに昇進している作品だと思ったね。ある意味では本当にプリキュア的であると言えるだろう。4代目のプリキュアでこれってのも何かすごいし、この次がハートキャッチなのもおかしいよ!!!!!!!!!!!

 

忙しすぎるしフレプリのせいで他の作品が追えてないという最悪の状態になってるのは置いといて、フレプリ後半戦も頑張っていきたいと思います…頑張れ俺…。ごめんナキサケーベめっちゃ召喚したい。

 

▼見ました…

 

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*1:ハピチャも同じだし、むしろアイドルモチーフならこっちなんだけど、MXで絶賛再放送中なので今回は選ばれてないんだと思う。