みんな、オシャボやっとるかな～？
この記事はオシャレボール、略して「オシャボ」の特性について迫っていこうという物じゃ。
というわけで、自分用のメモとして記事を作るぞい。前置きが長いので方法だけ知りたい人は見出しまで飛ばして下さい。
最近ポケモンの記事ばっかなのはタイミング的に許してくれ。
「オシャボとは？」という細かい説明や沿革は上の大百科記事に任せるとして、第6世代(XY～ORAS)のオシャボの仕様は結構制限が強い物で、♀の親ポケモンからしかボール遺伝をする事ができなかった。
このせいでオシャボ厳選をするには一々♀のポケモンをそのボールで捕獲しないといけなかったし、♂しかいないポケモンや性別不明のポケモンはどうしてもモンボ個体としてボール遺伝してしまう…という中々厳しい仕様。
さらにネックだったのは第4世代のHGSSにしか存在しなかったガンテツボールでオシャボ厳選をする場合である。何が起きるかというと、HGSSには夢特性(隠れ特性)という概念が存在しないので必然的にガンテツボール入り=通常特性という事になり対戦でも大きなディスアドバンテージを抱える事になったのだ。
が、第7世代(SM～USUM)やもちろん第8世代である剣盾ではここの制限が大分緩和されて条件付きではあるが♂や性別不明のポケモンからもボールを遺伝させる事が可能に。
さらに入手できる数が限定的とはいえHGSS以来にガンテツボールがアイテムとして入手できるようになったので、HGSSにしか登場しないポケモンだけではなく新たに野生出現するようになったポケモン(例えば第5世代以降の新ポケモン)の夢特性ガンテツボール厳選も可能になったのだ。
とはいえ…とはいえですよ！夢特性のポケモンってSMから剣盾もそうなんだけど、出すのがただでさえ大変なので、そこに入手数が限られているガンテツボールとかを使うのって正直キツくないですか！？
第7世代なんて夢特性はクッソ面倒な連鎖を繰り返して、ようやく出てきた夢特性のポケモンにガンテツボール投げたら捕まらなくて泣く泣くリセット…みたいな事もわりとあったと思う。
第8世代の剣盾ではマックスレイドバトルで夢特性入手になったよね。こちらはポケモンが出現した瞬間に個体が確定しているので、事前にレポートを仕掛け適当なボール投げて夢特性だったらリセットしてガンテツボールを投げ直すみたいな事ができるので前作よりはマシかもしれない。ただ、肝心の夢特性のポケモンがそんな高確率で出てくるわけでもないので、ねがいのかたまりリセマラがしんどかったり…。
あとミラクル交換(剣盾ではマジカル交換か)とかしてるとたまに「オシャボに入ってないけどレアな夢特性」あるいは「オシャボに入ってるけど通常特性」みたいなポケモンが流れてくるパターンもあるはず、あった。
これって結構「あぁ～～～惜しい～～～」ってなっちゃうんですよね。俺が欲しいのは「オシャボに入ってて夢特性」なんだよ！！！！みたいな。特に後者ってHGSSで簡単に作れるので*1何とかならんかなと。
………と、まぁ色々この解説を作るきっかけを書いたわけだが、実は作れるんですよね。その惜しい個体から「オシャボ入りの夢特性個体」を作る方法が。
オシャボ勢からしたら当たり前なんだけども、わりと考えてみるとフローチャートが複雑だし初心者にはハードル高そうなので、記録として残してみるよ。
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※第7世代(SM・USUM)～第8世代(剣盾)の仕様に合わせた解説となります。それ以前とそれ以降では仕様が変わっている(可能性)がありますので、ご注意下さい。
手順0 ～最終的な到達点(前提)～
初めてオシャボ厳選をする人向けなので読み飛ばしても良いのだが、オシャボ入りの夢特性厳選をする上では、
この組み合わせが最終的な到達点となる。もちろん親にメタモンを使う場合の話だが。
要するに夢特性でオシャボ入りの個体がいれば性別関係なくメタモンと組み合わせる事で通常通りの厳選が可能という事だ。言うまでもなく既に左上の個体が用意できているのであれば本記事の解説はいらないのだが、そうじゃない場合にここまで持っていく、つまりその左上の個体を作るのが本解説の目標。
なお、メタモンではなく"同種"の異性のポケモンを親にしてしまうと、そのポケモンのボールも半分の確率で遺伝しまうので要注意。確実に指定のボールを遺伝させたいのであれば、「♀×メタモン」もしくは「♀×♂(※タマゴグループが同じ別種)」の組み合わせで育て屋に預けよう。
また、夢特性やボールの遺伝が基本的に母親(♀)から優先される都合上、「性別不明のポケモン」や「♀か♂片方しか存在しないポケモン(ミブリムやケンタロスなど)」にこの方法は残念ながら通じないのでご理解いただきたい。これらのポケモンで夢特性のオシャボ入りを厳選したい場合は最初からそのボールで夢特性のポケモンを捕まえる必要が発生する。
必要なポケモン
目的を達成するためにメタモン(ボールや特性は不問)以外で必要になるのは以下のポケモン。
・オシャボ入りの通常特性(♀or♂)
・夢特性(入ってるボールや、♀or♂は問わない)
つまり、当たり前だが「オシャボ入り」と「夢特性」を同時に実現させるために、別々でもそれぞれの要素が必要になる。片方が欠けては錬金できないので覚えておこう。
また、メタモンや用意する個体は高個体値だったり目当ての性格だと厳選の手間は省ける。「あかいいと」や「かわらずのいし」をどう持たせるかはお任せします。
本解説ではサンプルとなるポケモンとして「バチンウニ」を採用する。
通常特性は「ひらいしん」、夢特性は「エレキメイカー」の二種とわかりやすいので…。
つまり、最終目標は「ルアーボール入りの夢バチンウニ」の錬金となる。
よっぽど仕様が特殊なポケモンじゃなきゃ同じように当てはめられるはずのでよろしくお願いします。
ここでは用意してあるポケモンは以下と仮定。これは一番遠い道のりのパターンなので「性別違うんだが？」という方も大丈夫です、そのまま進めて下さい。
| バチンウニA | and | バチンウニB |
| ♀ | ♂ | |
| ルアーボール | 適当なボール | |
| 通常特性 | 夢特性 |
手順① ～オシャボ入りの通常特性♂個体を生成～
※「もう既に♂個体(図のバチンウニC)いるよ～」って方は手順②へ！
まずは「バチンウニA」から「ルアーボール入り通常特性バチンウニ♂」を作ります。
| バチンウニA | → ⬇ ← | メタモン | |
| ♀ | |||
| ルアーボール | |||
| 通常特性 | |||
| バチンウニ | バチンウニC | ||
| ♀ | ♂ | ||
| ルアーボール | ルアーボール | ||
| 通常特性 | 通常特性 | ||
この組み合わせによって2種類のバチンウニがランダムで生まれるはずなので、この内♂個体である「バチンウニC」を採用しましょう。後程、コイツが父親となります。
手順② ～夢特性の♀個体を生成～
※「もう既に夢特性の♀個体(図のバチンウニD)いるよ～」って方は手順③へ！
母親となる夢特性の♀個体を作ります。
「バチンウニB」とメタモンを預けて「適当なボールに入った夢特性バチンウニ♀」を誕生させましょう。
この組み合わせだとランダムで4種類のバチンウニが生まれるはずです。
必要なのは「夢特性の♀個体」なので、この内で言う「バチンウニD」を採用して下さい。
確率的にはそんなに高くないので、もしかしたら運悪いと何個もタマゴを割る事になるかもです。
手順③ ～仕上げ～
最後だぞ！あとちょっと！
手順①と手順②で作った「バチンウニC」と「バチンウニD」を預けちゃいましょう。
パターン多すぎるので数えねえ！タマゴ割りまくって「バチンウニZ」のような個体を作りましょう。
仕組みとしては「"同種"で異性同士のポケモンを預けると、各親のボールを50%で子が遺伝する」というのを利用しています。すごいね！
はい、この「バチンウニZ」が目的の個体です。お疲れ様でした。
後は「手順0」で解説した通りにコイツと高個体値メタモンを預けていつも通り厳選をするだけ。ね、簡単でしょ？ごめん簡単じゃないわ。わかり辛い人は手順③→②→①と逆に読んでいけば理解しやすくなると思う。
というわけで、この方法を駆使すればマジカル交換とかで流れてきた「惜しい個体」に出くわしても何とかオシャボ入り夢個体を作れるわけです。もしかしたら普通に自分で捕まえに行ったりTwitterで交換してくれる人探した方が早いけど、どうしてもって方はいかがでしょうか。
さぁ～HGSSにガンテツボール入りの通常特性ポケモンが大量にいるから、HOMEが解禁されたら仕入れて夢特性作っちゃうもんね！
☆スペシャルサンクス
テーブルの生成でめっちゃお世話になりました！ありがとう！
(7157字)
