まぎかる゜火葬場

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【ポケモン剣盾】ランクバトル(シーズン4)で初めてマスターボール級行けたので構築晒し「タスダルマ」

 

…行けました。あ、シングルバトルね。

そんな驚く事じゃないって?いや、何を隠そう、マスターボール級行けたのこれが初めてなんですよ。

 

一応今までもちょくちょくレートはやってたんですが、図鑑埋めとか他の事に忙しすぎて中々対戦ができず、シーズン1~3はモンスターボール級止まりという散々な結果だった。

実際の対戦でも、モンボ級時点で勝率がかなり怪しい所もあり「あぁ…俺って根本的に対戦ゲー向いてないのかな…弱いのかな…」とすげえ落ち込んでたんですよね。で、周りのガチ勢って程でもなさそうなポケモンプレイヤーもなんかどんどんマスターボール級行ってるの見て「えっ…」と焦ってしまった。

 

今回は寄せ集めとはいえ、半分本気でマスボ級を目指して構築を組んでレートに集中してみたという感じ。

 

きっかけというとちょっと違うかもしれないけど、このコータスを育ててみて、コイツを活かしたPTで果たしてどこまで行けるのか見たかったというところもある。

 

何が嬉しいって、この構築って自分が考えた物なんですよね。他人の作った強い構築を真似てマスボ級に行くだけならもしかしたら誰でも出来るかもしれないけど、それをやらずに独自路線(?)でマスボ級に行けた事が本当に嬉しい。環境にめっちゃいるポケモンもそんなに入れてないしね。これはマイオナ思考だけど。

 

構築概要

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右下の3体以外、普段は見ないであろうポケモンなのでお相手が見せ合いですげえ悩んでるのが楽しかった(小並感)

 

基本、コータス先発、Gヒヒダルマで後からなんやかんやするPTだけど、振り返ってみると言う程コータス出してなかった気もする。構築なのかそれは?

ヌルアント構築だとか、出すポケモンがある程度決まってるようなのじゃなくて(基本選出)、相手の6体を見て通りの良さそうなポケモンを必要に応じて的確に選出する感じなので、とにかく使いこなすまでが大変な構築。

実際、モンボ級の時点では中々上がれずに「このPT本当に行けるのか…?」とかなり悩んだ。スーパーボール級以降は扱い方に慣れてきたのか、連勝も容易くなりすぐにマスボ級に行けた。もしかしてランクバトルってモンボ級が一番の難関なのか…?

 

そういう意味では、安定感があるかと言われるとちょっと微妙かもしれない。使ってて楽しいのは間違いないです。何より俺が楽しめたから。

 

使われるかは置いといて、俺自身がこのPTに当たりたくないのでレンタルチームIDは明かしません(屑)

使いたい人もいるかもしれないから、一応それについては後述。

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使用ポケモン紹介

コータス

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特性:ひでり
持ち物:あついいわ
性格:のんき(B↑S↓)
努力値:H4 B252 D252

 

今回のパーティはコイツを軸に育成済みのポケモンを適当に寄せ集めた。よく勝てたなそんなんで。

基本先発で出して起点を作るのが仕事。なんと言ってもコータスなんてポケモンは相手も何してくるか検討付いてないので遂行を邪魔されにくい。

相手の先発にもよるけど、何より初手「あくび」が雑に強い。相手がポケモンを入れ替えずに眠りを受け入れ居座ったら、とにかく「じわれ」を連打して圧をかけまくる。入れ替えても「じわれ」を連打すれば、サポートのくせに3割の確率で相手のエースを一撃で落とす事も可能という末恐ろしい奴。「じわれ」が効かない相手(ギャラドスとか)なら眠ったのを確認してこっちも入れ替えて有利対面を作るとかかな。

仮に「じわれ」が外れても相手は一撃必殺技を警戒してダイマックスを仕掛けてくる事があり、早期にダイマックスを消化させる事もできる。あと、交代を強制させるから相手のPTをすぐ見れるのも良いね。

 

なお、コータスはB種族値が140もあり、Dも平均的にあるので、この努力値振りだと弱点でも物理攻撃は確実に1回は耐えてくれる。特殊攻撃は不一致弱点ぐらいならギリギリ耐える、とても偉い。こっちとしては「あくび」1回撒けるだけでも、後続の積みエースに繋げられるしね。

 

そして、このコータスの本領は"対みずタイプ"にある。「ほのおタイプのコータスが一体どうして?」と思われるかもしれないが、特性「ひでり」により本来弱点である相手の水技を実質等倍で受ける事が可能。こっちとしては「あくび」を撒くか、「じわれ」で相手を一体落とせれば良いわけなので、精神的にも相手にするのが楽なのである。仮にみずタイプを落とせなくても後続のパッチラゴンとかに任せれば良い。

ついでにSも遅いので天候上書きという点では、雨パにも滅茶苦茶強い。ペリッパー相手なら「あくび」→「ステルスロック」で交代による雨再始動にも圧をかけられるのが偉かった。

 

持ち物は、後続のGヒヒダルマが「フレアドライブ」を使いやすくするために「あついいわ」にしたが、天候が書き換わりまくるダイマックス環境では正直あまり有効に働かなかった感もあるので、「じわれ」の回数を増やすためにも「オボンのみ」とかでも良かったかもしれない。

 

「いやでもコータスだしなぁ…」という評価と裏腹に意外と滅茶苦茶活躍してくれたので、結構驚いたポケモン、見直したぞ!なお、毎回選出してるというわけではなく「じわれ」が効かない相手がPTに2体以上いる時は役割遂行し辛いので、他のポケモンを先発にする事も多かったかな。

 

ヒヒダルマ(ガラル)

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特性:ダルマモード
持ち物:チイラのみ
性格:ようき(S↑C↓)
努力値:A252 B4 S252

 

この構築におけるメインアタッカーその1。通常の状態でもA種族値140、S種族値95というクソ優秀なゴリラ。

Gヒヒダルマといえば「ごりむちゅう」でスカーフ持たせるのが基本的な型だが、今回はあえて「ダルマモード」を採用。HPが半分以下になると、タイプが「こおり」→「こおり・ほのお」に変わり、A種族値が160、S種族値が135とかいう化け物に変わる。つよい。

 

メインアタッカーと書いてるので、単純にゴリラ火力で殴る型かと思われるかもしれないが、答えはノンノン。コイツの正体は、搦め手を使うテクニカルゴリラである。

このポケモンを後から繰り出すと、相手はスカーフで殴ってくるゴリラだと警戒し、バカ火力を何とか受けきって反撃するため高確率でダイマックスを仕掛けてくる。そこの心理を狙う型です。

手順としては、エースアタッカーがダイマックスして来るのを読んで「みがわり」を連続で仕掛けるだけ。

 

相手:ダイマックス技 こちら:みがわりが破壊される

相手:ダイマックス技 こちら:みがわりが破壊される(ダルマモード発動)

相手:ダイマックス技(ダイマックス終了) こちら:みがわりが破壊される(チイラのみ発動)

相手:先手を撃たれて何もできない こちら:超火力のダイマックス技で反撃

 

「みがわり」を使用する事で、相手のダイマックスを無駄に消費させるだけではなく、超高速超火力で3タテを狙えるという中々強力な型。おかげで、本来なら使われると嫌な気持ちになる相手のダイマックスがむしろありがたくなるので、精神的にも有利に立てた。

ついでに、どちらにせよ何をされても一発で死ぬゴリラなので、相手の火力を気にしなくても良いというのも強い。

 

「みがわり」を安全に連続で使うには、もちろん通常フォルムのGヒヒダルマのSが相手に勝ってる事が前提。なので、S種族値が96より上の相手には初手ダイマックスを仕掛ける事も視野に入れる必要はある。じゃないと、コイツの紙耐久じゃ何も出来ず落ちるからね。

一応、無振りダイマックスドラパルトまでなら通常フォームでもダイアイスが乱1なので、勝ち筋はある事にはある。倒せなくてもあられで落ちるね。

 

コータスとは「フレアドライブ」や「ダイバーン」を初手から1.5倍で撃てるという点でシナジーがあるぞ!なので「タスダルマ」という構築名なのである。わかり辛い。

なお、相手が攻撃技を使わず「みがわり」が残る事も多々ある。それはそれで安全に相手をぶちのめせるので、適当に攻撃すれば良い。コータスの「ひでり」が残っているのなら高火力の「フレアドライブ」を相手にぶつける事も可能だし、反動により削れたHPでダルマモードを発動させる事もできてマジで美味しいぞ! 

 

もちろん弱点もハッキリしてる。

ダイマックス状態でも「みがわり」3回でHPが僅かしか残っていないので、相手の先制技であっけなく落ちてしまう。その用途で使う機会はそんなになかったが、なので先制技を無効化できる「ダイサイコ」が使えるように「しねんのずつき」を入れてみた。通常状態でも怯みで勝ち筋を作れるので全然アリだと思う。

あとは…いくらこちらが高火力でも、相手がタスキ持ってたら意味ないというのも中々辛い。でも、こちらのパルシェンを警戒したのかタスキ持ちのポケモンはあんま出てこなかったと思うな…。

相手に「ダイスチル」されるのも厄介。ドリュウズならB1段階までならギリギリチイラ込みの「ダイバーン」で焼けるが、それ以上は厳しいだろう。

それと、技構成を見てもらえばわかる通り、ほのおタイプやみずタイプ相手だと仕留めきれずにこっちが殺られるので、こいつら相手には出さないよう注意したい。

 

シーズン1の頃から、勝ち試合に貢献してるので、中々使ってて気持ちいいエースアタッカーで個人的にお気に入り。

 

パルシェン

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特性:スキルリンク
持ち物:いのちのたま
性格:いじっぱり(A↑C↓)
努力値:H52 A252 S204
調整:「からをやぶる」後、スカーフ最速ドリュウズ抜き

 

エースアタッカーその2。元々入れるつもりはなかったのだが、ミミッキュがあまりにも嫌なので仕方なく入れたという経緯ではある。

と、言いつつもミミッキュとか関係なく普通に強いのでコイツもかなり勝ちに貢献した。

 

基本的には、パルシェンより速い相手の攻撃を何とか受けて殻を破り、そのまま全抜きする型。連続技なので、相手のタスキや「みがわり」を無力化できる。

ハイドロポンプ」は物理受けへの役割破壊で採用。もちろんCの個体値はMAXにしている。「こおりのつぶて」と、どちらにするか迷ったが、50戦して礫を使いたい場面がなかったので結果的にこれで正解。「ダイストリーム」で雨も降らせて火力の底上げもできるぜ。

 

「いのちのたま」は持たせる事で確1率を向上。ミミッキュは「ばけのかわ」込みでもピッタリ倒せるぞ!HBてんねんヌオーも乱2で倒せて偉い。

 

相手のタスキ持ち選出を縛れるという点も含めて本当に強かったのだが、相手との素早さ差の認識を間違えると、先制で「からをやぶる」→攻撃喰らって一発で死亡という無駄死にパターンも多かったので、出す時はマジで慎重になった方が良い。実際これで最初は負け試合を増やしまくった。

あと、殻を破ってもダイマックスされると仕留めきれずにそのままお陀仏になるので、相手のダイマックスを消化させた後に繰り出した方が安全かもしれない。

 

場合によっては、殻を破らずにダイマックスさせて戦わせるのもアリ。例えばパルシェンより速いシャンデラなんかはダイマックスすればエナジーボールをギリギリ耐えられるはず。

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パッチラゴン

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特性:はりきり
持ち物:こだわりスカーフ
性格:ようき(S↑C↓)
努力値:H4 A252 S252

 

このPTがみずタイプにあまりも有効打が薄いのと、キョダイラプラス(ほぼ確1にできる)があまりにもウザかったので補完として急遽採用したポケモン補完と言いながら普通にメインアタッカー並みの選出率と活躍だった。

 

なんと言ってもやはりスカーフによる先制「でんげきくちばし」がマジで雑に強すぎる。等倍でも並みの耐久ぐらいなら確1で倒せるし、半減されたとしても大幅に相手を削る事ができた。ゴリラもビックリのゴリラアタッカーと言えるだろう。弱点をつけばダイマックスも一撃で仕留められるぞ!

「あくび」を連打してくるHBブラッキーとかどうしようもないと思ったら、ダイサンダーを撒いてそのまま3タテする事もできたりしたので、意外と色々対処できるポケモンダイマックス時に下がっちゃうSも「ダイジェット」で補完可能。

 

…………が!特性が「はりきり」なので、滅茶苦茶技を外しまくる。普通に二連続で外す事もザラなので、精神衛生上良くないポケモンではある。実際それで負け試合は何回か作ってしまっているぜ…。あっちに有効打がなければさっさと必中の「ダイサンダー」「ダイジェット」で場を整え、備えておいても良いかもしれないと思った。

 

相手のPTにみずタイプやひこうタイプが多い時は迷わずコイツを先発に採用。一応地面タイプには注意(ヒヒダルマパルシェンがいるのでそんなに来ないけど)

げきりん」は「ダイドラグーン」でドラパルトを狩るために入れたが、スカーフでも最速ドラパルトは抜けないのでどうしてもという時にしか使わないかも。基本「でんげきくちばし」しかしないポケモンですからね。

 

ヌメルゴン

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特性:ぬめぬめ
持ち物:こだわりメガネ
性格:ひかえめ(C↑A↓)
努力値:H252 B4 C252

 
これがおれの本体のハンサム顔だ(ババァアン)

PTがあまりにも物理に偏りすぎてるので、特殊アタッカー兼特殊受けとして採用。いや実は夢オシャボ量産中に偶然色違いが生まれちゃったから、使いたくなっただけなんですけどね…。相手に厄介そうな物理受けや特殊アタッカー…あとはFCロトムとかがいれば基本選出する。

 

「所詮ヌメルゴンの数値じゃ大したダメージにならんだろw」と油断した相手をメガネで殴る感じ。特に特殊型フェアリータイプは居座って「めいそう」を積み始めるので、「ヘドロウェーブ」で倒してしまう。

 

「みず・じめん」のポケモン達や水ロトムが若干重かったので、役割破壊として「パワーウィップ」を採用しても良かったと度々思ったが、メガネとのシナジーが悪いのでそのままにしたかな…。

 

勝ちに貢献した事も少なくはなかったけど、技が縛られてるせいで動かしにくかったなという印象は受けてしまった。コイツにダイマックス使うと、後ろにいるGヒヒダルマダイマックスできなくなってしまうので、そこら辺も悩ましい。

あと、いくら特殊耐久が高くても流石にタイプ一致のフェアリー技は連続で受けきれなかった…。

 

弱くもなく、強くもなく…パッとはしなかったですね…。物理ポケモンに遺恨を残せるよう「ぬめぬめ」にもしてみたけど、発動機会そんななかったと思う。

とは言えども、コイツがいないと対処できないポケモンはいたので決していらない子ではない。パッチラゴンと合わせてフェアリー技の一貫性が高いので、他のポケモンに変えても良かったかもしれないが…。

 

なお今回は考慮してなかったのでアレだが、Sはせめて無振りFCロトムを抜けるぐらいには振っても良かったかもしれない。せっかく対面しても「ボルトチェンジ」で逃げられる事もあったので…。

 

サダイジャ

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特性:だっぴ
持ち物:たべのこし
性格:わんぱく(B↑C↓)
努力値:H252 A4 B252

 

物理受けとして採用。キョダイ個体である必要はあまりない。「ダイアース」の方がD上げられて良いのでは?

 

相手のPTが物理に偏ってる場合に選出する感じ。弱点を突かれなければ基本的に完封可能で頼もしかった。弱点突かれにくいという点ではGサニーゴとか他のポケモンに変えても良かったかもしれないけどね。

 

そして何より「へびにらみ」による麻痺撒きが雑に強い。物理相手にはこれで強引な突破を許さなかったし、特殊相手でも大きな遺恨を残せる。かなりの勝ち筋を残してくれたポケモンだ。

 

とは言っても、物理に偏ってるPTなんてそんなにいなかったので、選出率はそこまで高くなかった。とは言っても特性「だっぴ」で「どくどく」持ちのポケモンにも強く出られるのは偉いし、コイツがいないと不安なところはある。あとドーナツみたいでかわいい。

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戦績

マスボ級に行ければそれで満足だったので、1回負けるまでだけ順位を上げて終了。

55試合と決して少なくはない試合数で20試合も負けているが、これはこの構築にまだ慣れてなかったせいでモンスターボール級の時に負けまくったのが原因である。本当です信じて下さい…。

慣れた頃にスーパーボール級に上がってからはとにかく連勝、ハイパーボール級は流石に連勝はできなくなったが、それでも高い勝率をキープしてすぐにマスターボール級に到達する事ができた。

 

はじめにも言ったが、自分の考えた構築でマスターボール級に初めて行けたのが本当嬉しかった。シーズン5以降も頑張りたい…けど、時間あるかなぁ…。せっかくだから新しく解禁されたポケモン(ガオガエンやAペルシアンとか)で挑んでみたいよね。

 

そんなわけで、この構築のバトルチームIDは晒さないけど、使ってみたい人はDMくれれば教えます。よろしく!

 

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