▲第1話の感想記事
1週間が速すぎる。あまりにも速すぎる。
そう、時間は止まってくれないのである。向き合いましょう、第2話に。
なんというか、第1話だけでもう胃もたれがするというか、その放送だけで奇跡に近い光景なのに、当たり前のように第2話が放送されてるという現実に対してマジでどういう感情を抱けば良いのかわからねえんだよな…。OPはやっぱ泣くんですけど…。
あ、そういえば「おしゃべり変身モフルン」が俺にも届いたんですが、アレなんか普通にこの先の展開のネタバレになりそうな音声が収録されてるんですよね。俺もバッチシそれを確認してしまったわけですが…一旦それは見なかった前提で書きます。
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■「ひすい」の謎
この第2話で何かしら正体の手がかりが掴めるかな?と思ったが、別にそんなことはなかった。むしろ、みらいの未来視で余計に謎が増えてると言える。
はーちゃんと何かしらの関係がありそうなのは放送前の予告からわかってたことなので………「みらリコ達と一緒にいないといけない気がする」も、はーちゃんをベースにしていなければ出てこない台詞な気はするし、カタツムリニア車内のひーちゃんヤンチャシーンの劇伴もはーちゃんと同じ物が使われている。
一応、公式愛称が普通に「ひーちゃん」で良いらしいことがわかったのは、今後の呼称に関わることなので重要ではある。いや俺も最初から「ひーちゃん」って呼んでたけど、公式でその愛称じゃなかったらどうしよう…という心配をしてたとはいえ、まさか本当に「ひーちゃん」で良いとは思わなかった。
そうか、ひーちゃんで良いんだ…それなら良いんだけど…。「ふーちゃん」「へーちゃん」「ほーちゃん」もその内、出てくるかもしれない。ピーちゃんはもういる。
命名のきっかけとして、みらいから「翡翠色の髪をしているから」と言及されていたが、一応これで少なくとも作中ではデウスマスト由来で「ひすい」という名前を付けられてる説はなくなったかな。眷属達の名前、宝石を元にしてるわけなので…。
ただ、アイルが目的を完遂するにはひすいが必要らしいこと、その当のアイルはムホウを行使しているっぽいこと、魔法とムホウが設定上は類似した存在であることも考えると、まださまざまな可能性が完全に否定されているわけではないことは留意した方が良さそうだ。
設定面で言うと、一応ひーちゃんが杖を持たないために魔法が使えないという部分が強調されていた。ここは明確にはーちゃんと異なる部分であり、新しく判明した事実と言って良いだろう。普通に考えるなら、魔法に関連する力をアイルに抜かれたはーちゃん=ひーちゃんということになりそうだが…。
魔法に繋がるはずの「願い」を必死に唱えても、それが実現できない…だからみらリコが代わりに変身魔法で遂げた姿でそれを叶えるという流れは、みらいの魔法ガール活動などに繋がる部分なのだろうか。
それとも、みらいがひーちゃんのために作った木の杖(←グスタフさんも驚いてたけど、サラッと高等技術を披露すんな!)は、第1期49話でみらいが必死に叫んだ「願い」に使われていた「木の枝」と重ねているのだろうか。
そう、設定上はあの時のナシマホウ界に「魔法」は存在しない。だからモフルンも再び動かなくなってしまった。それがわかってるから、みらいも諦観を滲ませていたのだ。でも、はーちゃんは「願い」を遠くから聞いてるし、リコも必死にそれを「奇跡」に繋げようとしていた。
杖の木を経由せず…みらいがひーちゃん用に木の杖(現時点では偽の杖)を授けたことには、間違いなく意味がある。そう信じたい。
そして、ひーちゃんが物語上では第1期におけるはーちゃんの再演であることも間違いないだろう。それも当時と違って「大人」になったみらリコ視点で。
中学生時代のみらリコは学生、さらに妖精時代のはーちゃん自体がナシマホウ界で見つかってはいけない存在だったため、みらリコの両親としての描写はかなり限定されていた。
一方でひーちゃんは等身大の人間の女の子として現時点では描かれている。駄々に対して、大人になったみらリコが余裕を持って向き合えるのが、同じ再演でも成長を感じさせる部分だなと。
…ひーちゃん、すごく可愛いんですけど、OPでもちょっとしか出てなかったり、グッズ展開でははーちゃんと同じ画面にいる物がなかったり、やはり色々不穏ではある…。どうか誰も不幸にならない結末を…。
というか普通にはーちゃんの方も心配なんだよな…。みらいは「どこでどうしてるんだかねぇ…」みたいな家を離れた子供への反応だけど…。
■「過去」と「未来」に向き合うの意味
放送前から強調されている「時間」の要素、どうもインタビューを見る限りでは、みらリコが「過去」や「未来」に向き合う話とのことで、どういった描写がされるのか謎だったが、今回の第2話でその形式が部分的に明示された。
みらいとリコ双方でデジャヴのように突然起きる「過去視」…本当に突然すぎて何これ…という感じなのだが、リコの方で起きた「過去視」は第1期を見た視聴者なら衝撃の描写…。
第1期で部分的に描かれた「空白の5年間」はあくまで…みらい視点に限定されていた。みらいの中で失くなってしまった「魔法」を強調するためには、みらいにとって魔法のシンボルであるリコというキャラクターの視点を描くことはできなかったのだろう。
今回、遂にその視点の描写が解禁された…されてしまった。リコの中に確実に存在していた「過去」だ、まさに…。みらい達の写真を立てかけながら………リズ先生に心配されるレベルで遅い時間にも、二つの世界を再び繋ぐ方法を探し続けていた。
リコならあの5年間の間はそうしてたんだろうな…というのは第1期を見終えた後に俺も想像し続けていたが、やはりそうだったのか…という実感を急にぶつけられて、うめき声を上げるしかなかったよ俺は…。
だが別にこれはアイルの予告していた出来事その物ではない。
アイルが予告していた「AM1:04」に起きる出来事については、そのまま捉えるとその時間にアイルが現れてみらいが絶望するようなことが起こって、みらいがアイルに「あなたの言う通りだった」と言うような口ぶりだったが、めちゃくちゃ斜め方向の解釈だった…。
アイルが何かをして絶望的な状況になっているミラマジという「未来視」…の中で確かにアイルには会っている。過去視を経たことで、みらいに起きた不思議な現象を同じく実体験したリコがみらいに語る形で「あなたの言う通りだった」というのも合ってる…。そんな叙述トリックみたいなの、予想できるわけないって!!!!!!アイルの言うことは額面通りに受け取らない方が良さそうですね…。
にしても、やはり謎だらけだ。過去視や未来視自体がまず何故起きるのかがわからない不思議現象として描かれている。これはアイルの意思なのか?それなら目的は何なのか?というところも謎すぎる。
そもそも最初にみらリコに起きた過去視に関しては、アイルの予告とは別に起きてる現象なので、アイルがコントロールしている事象にも見えない…。今思えば、みらリコは怪物を生み出したのがアイルだと思っているようだが、アイルが実際に怪物を召喚した場面は描かれてないんですよね現時点では…。今回のレゴブロック怪物*1もアイルの予告とは別に発生しているようだし(みらいもツッコんでた)、当のアイルはナシマホウ界で犬と散歩中(←何?)の中で「解き明かそう」みたいなこと言ってるので、アイルは怪物の出現タイミングがわかってるだけで怪物の登場その物には関与していないという可能性も考えられる…。
ううむ………謎だ。過去視と未来視の話に戻したいのだが、これはそれまでのみらリコに起きていなかった現象なので、そうなるようになった「トリガー」が第1話にあったと考えた方が自然な気はする。
第1話でみらリコに起きた特別な事象…となると、それはもうダイヤ→ピンクダイヤへの変化しか考えられない。それで何故あんな現象が起きるようになるのかは、正直…現時点では材料不足としか言いようがないが。
そして、みらいが第2話ラストで未来視した光景が一体どんな意味を持つのか、これはいつ解き明かされるんだろうか…。ひーちゃんが関わっているのは間違いないようだし、みらいが絶望するような何かっぽいのだろうが…。
何にせよ、第1期は決められたレールに沿って動いている存在達が、思い出や過程をベースにその先の新たな伝説を作る物語である。これはプリキュア達はもちろん、混沌の従属にあった闇の魔法つかい達が反旗を翻した回でも描かれたことだ。
アイルが提唱するような「既に決定している事象」に向き合うことこそ、過去や未来に向き合う、そして輝いている何かに繋がることなのだろう。
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■久々の魔法界
第1期の49話~50話を経た今、魔法界とナシマホウ界の距離がどうなっているのはすごく気になっていたトピックだった。特に第2期で明かされた「MAHOガールズが忙しさなどを理由に半年も会ってなかった」理由付けとしても重要だろう。
魔法学校に到着してアイルの予告について校長達へ情報共有する一連の会話からすると、どうも両世界の距離は「約5時間」ぐらいらしい。思ったよりは離れてなかった!!!!魔法界がナシマホウ界と同じく土日休みなのかはわからないが、なんか普通にフラッと行き来できそうな感じはある。
第2期も作劇上、両世界を行き来しまくるだろうから、あんま距離が長すぎると都合が悪そうなのはわかるが…。なんというか…みらリコやっぱ忙しいからとか理由付けてたけど、実際は「邂逅を確かめ合う」ことが怖いんじゃねえのか!?俺も第2期の存在が信じられなくて怖いから気持ちはわかるけどよォ~~~~~~~!!!!!!!
…と色々書いてる途中に「カタツムリニアには急行と鈍行の概念がなかったか?」という指摘をSNSでいただいた。そういえばそうだった!!!!!忘れてた!!!!!
魔法界からナシマホウ界に向かう第1期の10話を確認したのだが、リコの説明と描写をそのまま受け取るなら緑の殻が通常列車(鈍行)で、赤の殻が急行らしい。この時点で夕方出発の鈍行が朝にナシマホウ界に到着すると説明されているため、鈍行だと半日かかるのが通常の両世界の距離感みたい。
そして今回の第2期の2話で登場したのは赤の殻なので恐らく急行なのだろう。急行と鈍行でどれぐらいの速度の差があるかは明示されてないが、第1期のアニメーション上では物凄い勢いで急行が鈍行を追い越してるので、仮に第1期当初と同じぐらいと考えるなら第2期の両世界の距離は当時と同じように急行で5時間ぐらいと考えることに不都合はなさそうに見える。
まぁ諸々は推測の域を出ないので置いといて、久々の魔法界要素!!!!カタツムリニア!!!!!!F以来だなァ!!!!!!Fの時は世界の再構成パーツとして少しだけカメオ出演してたぐらいだったから、ちゃんと動いてるカタツムリニアを見ると本当にあの日見た夢の続きって感じするぜ…。
幼児は乗車賃が無料になるみたいな「そうだったの!?」という新事実(だよね?)や、モフルンがサラッと乗車賃に含まれてないとか、色々ツッコミたいところはあるが、リコがマホウ交通ICをかざすシーンで気付いてしまう。そういえば、ナシマホウ界の住人のみらいってもしかして…交通IC持ってないのか…!?もしそうなら、魔法への憧憬がすごいみらいが魔法界に行ってないのも腑に落ちるかもしれない。
そして校長!!!!水晶さんも!!!!!!!校長の声は本当に魔法界に戻ってきた安心感がすごくて感極まってしまうぜ…。喋ってないけど、教頭先生やアイザック先生もいらっしゃったわね…。ソルシエールは何処。
魔法商店街も懐かしいメンツが…!OPで出ることはわかってたので、そこまでの驚きはなかったが、当然のように出てくれるというのがどれだけ大事なことなのか、すごく実感をする…。
成長したみらい用に魔法学校の制服を仕立てたのがフランソワさんとジュンであることも判明した。みらいは半年間も魔法界に行ってないはずなので、タイミングとしては第1期の50話の直後か、あちらがナシマホウ界に来た際に仕立ててもらったということなんだろう。そもそもジュンはファッションの勉強でナシマホウ界に在住してるので、違和感のない描写だ。ケイとエミリーはどうしてるんだろうな…。
グスタフさんも出番が多めに与えられてた!!!!!グスタフさん!!!!!!!第1期での印象があまりにも薄いから逆に覚えてるグスタフさん!!!!!!!!すごいですよ、令和の世にグスタフさんの新規音声が当たり前のように…しかも長めに出される………本当に第2期なんだなぁ…。だってフランソワさんは補習メイトの保護者ポジションみたいな感じで出番多いのはわかるけど、グスタフさんは違うじゃん!!!興奮するところがおかしい。
そんなグスタフさんも、みらいの高等な魔法を見て引退の示唆をしている…。それに何か思うところがありそうなリコ………何の描写だ…?リコは魔法学校の校長になる夢と示唆があった記憶なので、それに関連することなんだろうか。
みらいは………グスタフさんの言う通りに何かもうホウキ屋を継いでリコ先生と永住しちゃって良いよ…!まぁそれにはみらいがホウキを作る動機付けが必要になるし、グスタフさんも冗談めかして言ってるから実際はそうならんのだろうけど…。
その他の魔法界の人達の姿も見たかったけど、次回予告を見るにお預けっぽい。アニポケ新無印のアローラ回(サトシの第2の故郷という特別な扱いなので少ない)みてえだな何か…。
魔法学校にいるはずのバッティ達とかマジで今回はどう登場させるんだろうね。OPにもEDにもいるんだから、出てくるのは間違いないんでしょうけど。
■まさかの新生ルビースタイル
もうホンットにビックリした!俺の中のガメッツも興奮しております。
ピンクダイヤが何か重大な意味を込められてそうな事前情報で、ダイヤスタイルをリニューアルしたようなピンクダイヤスタイルが推されてたから、他のカラフルスタイルって一体どうなるんだ…?そもそも魔法の根源と同質のような存在であるはーちゃんに何か良からぬことがあったので、ピンクダイヤ以降は他のスタイルに変身できるままなのか…?いやでもカラフルスタイルこそ、まほプリの文字通りな「特色」なので、それを無くすことになったら違うよなぁ…とか懸念が多かった。
OPとかEDには存在を確認できるので期待は寄せていたものの、まさかたったの2話目で「そら当たり前のように出しますが…」と出すなんて…。
しかも………全て描き直されてる!!!!!!!!!!??????必殺技バンクも含めて!!!!????
馴染みがすごいイントロと赤い背景で「まさか!?」とは思ったけど、それ以上の物を見せつけられた。心なしか、なんか動きがキレッキレになってる気もするぜ。
オトナプリキュアはタイムフラワーを利用して変身バンクを再利用していたが(これこそSDGsかもしれない)、まほプリ第2期は完全に描き直しと………いや変身中の成長シーンが大人みらリコだとそのまま通せないので、カラフルスタイルをそのまま出すなら確かに描き直してしまった方が自然ではあるか。
他のカラフルスタイルも登場するのかはわからないが、ルビースタイルを披露しておいてサファイアやトパーズはやらないってのも考えにくいので、新生のバンクに期待したいところだ…。
にしても、これ仮に全て描き直したら作画コストが滅茶苦茶ヤバイはずなのだが…。ふと思い出したのが、今回の第2期の放送時期や情報告知、各種展開のタイミングの不自然さ。
第2期を制作中だよという最初の告知から実際に本編予告を出せる状況になるまで物凄い期間があったこと、グッズなど各種展開が何か詰め詰めで一気に来たこと、これらからどうも「第2期って本当はもうちょっと早い時期に放送するつもりだったんじゃ…?」という感覚があった………のだが、本当にカラフルスタイル含めたバンクを全部描き直してるんだったら、なんかちょっと腑に落ちそうなところはあるかもしれない。実際のところはわからんですけど、ちゃんと作品の質を優先していることにもなるし、信じたいところですわね。
それはそうと、敵に狙われてるひーちゃんを助けるためにみらいがホウキのサイズを戻す謎のバンクっぽいシーン、アレなんだったんですか!?えっ?魔女っ子アサヒナ?
くるくるホウキを回してるだけのモフルン含め、一体何を意図した演出なのかわからないので、この辺だけメチャクチャに浮いてる謎のシーンになっている!!!!!バンクっぽい演出の何かに深い意味はないので、ピンクダイヤ変身バンクの例のシーンもお遊びってだけで特に意味はないということを言いたいのかもしれない。
■次回予告
いやアイル普通にそこにおるんか~い!主人公達と敵対してる存在としては距離感近すぎだろ!!!!エボルトかよ。なんか犬と普通に散歩してたしな…。やっぱナシマホウ界の人間としか思えないのだが…。
にしてもモフルンが一緒にいるとはいえ、みらいがほぼ1人で野郎と会話しようとしてるっぽいシーン、中々の異常光景ではある。
リコとのシーンが強調されてるせいで印象が薄いのだが、普通に壮太といった男友達(幼馴染)はいるし、校長とか関わり普通にあるし、わんぷり映画の特典映像では非言語存在とのコミュニケーションの軸で同じ境遇の兎山悟について熱く語っていたので、元から男性との距離があるキャラクターではないということを(当たり前なのだが)改めて実感する。
逆に言えばリコに対しては本当に性別とか関係ない特別な想いがあるんだなとも。
そう、この流れでしたい話は、みらリコ間の「友情」ってなんだ?「百合」の定義って?みらリコって本当に百合で表現できる関係性なのか?というところで、ピンクダイヤの変身バンクなどに(恐らくアニメーターのお遊びで)仕込まれた例のシュレディンガーのみらリコシーンから派生した風潮に対するお気持ち表明とかなんだが、これを記事としてちゃんと書こうとするとそれだけで万字行くのは間違いないので、一旦それはまだ触れないでおきます。
第2期で仮にそういう描写や話が直接されるようであれば、改めて記事に書こうかな…と。ピンクダイヤの変身も毎回のように挟まれるわけではない、というのは今回のルビースタイル披露でわかったしね。
よし、今回の感想は1万字以内に収まったな!第1話は情報量が多いので当然、感想も増えちゃうだけなんだよ!そうだよ!いや7,000字超えは誤差では?
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(7,661字)
*1:前回はモフルンのようなクマのぬいぐるみがモチーフだったが、ひょっとして玩具モチーフで統一されている…?