いつものようにオタクの心中を一切の添削なしで読み手がしんどくなるノリで吐き出したクソ長い記事です!!!!
2022年4月15日、Twitterを適当に眺めてたらオススメツイートで突如、一報を知ってしまった。
い、い、い、今ま、ま、ま、魔法つかいプリキュア!ショ〜〜〜〜〜〜〜??????????って言いました!?
この令和に!!??!??あ、いやまほプリは現役コンテンツですが…揺るぎないですが………!それも俺の中の話………!!!
トロプリショーならわかる。昨年度のプリキュアだし、子供達の記憶にも新しいからな…。しかし、まほプリショー…6年前の作品だぞ!!?!??
いや〜〜〜〜〜これはもう行くしかないでしょ………いやしかし、こういう小規模?なプリキュアショー*1って都心からすげえ離れたところでいつもやってんでしょ???絶対遠すぎるだろ〜〜〜〜…………えっ海老名!!!??海老名って確かあそこだろホラ……あぁチクショウ!神奈川なら行けないこともねえじゃねえか!!!いやでもこの日はアレじゃん…絶対仕事のシフト入ってるんだよなぁ〜〜〜〜〜〜………うわッ奇跡的に休みじゃん!!!!!天啓じゃん選択肢すら存在しねえ行くしかねえじゃん!!!!!というわけで行ったというのが今回の記事です。
ぶっちゃけ、遠かったとしても仕事入ってたとしても、まほプリショーなら絶対何とかして行ってただろうなとは思います。
なぜ興奮してるのか
何を隠そう!………俺なんかの記事開いてる人はとっくに知ってるか………俺は『魔法つかいプリキュア!』という作品にはプリキュアシリーズという括りを超えて特別な感情を抱きまくっている。話せば長くなるというレベルではないので、詳しくは割愛します。過去の記事見てね。
それ故に『後悔』もたくさんあった。そう、俺がこの作品にそこまでの感情を持ってしまったのは、当時のリアタイ放送中の第49話を見た後。終盤も終盤、というかほぼ最終回である。当時展開されていたリアルイベントやグッズを………全くと言って良いほど追わなかったのだ…。もちろん今回のこのショーもその対象である。なんたる愚行!痴態!ボンクラ!
こういったことがあったので、トロプリなんかはもうできるだけ後悔しないように、とにかく展開を追った…追いまくった…追いすぎたかもしれない…。結果的にまほプリと違って過剰なロスはそこまで負わなかったと思う。これは前回書いた記事を見てもらえれば、理解してもらえると思う(何を求めようとしてるんだ)
そんなこんなで『後悔』を引きずっている中でのまさかのまほプリショー再演………………!!!!!もう完全に俺は諦めて見切りを付けていたので、そうはならなかったが、人によっては咽び泣いてもおかしくない……………………………!!!!!!!
流石に新規で内容を作ってるとは始めから考えてなかったので、正確には「新しい供給」とも考えなかったが、とにかく過去のプリキュアショーが再演されること自体が神の恵みに近い代物であり、ひたすらヘドバンして心を落ち着かせるしかなかったのだ。
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というわけで行った!!!1日目!!!!!
え!!!!!????1日目って何!!!!???2日目とかあんの???????あるんですね~~~~これが……………そう!『スイートプリキュア♪ ショー』が!!!!!!
げ、幻覚か…………????????????
海老名でやるのは何もまほプリショーだけではない!!!11年前のスイプリショーもやるし、現行作品のデパプリショーもやる!!!!!全部まとめてのイベントなんですね~~~~…………。いや現行作品はともかく、マジで何で6年前と11年前のショー引っ張り出してきたの???????あぁいやでもスイプリって一応TOKYO MXで再放送中なので、関東圏の子供達にとっては現行作品と言っても良いのかもしれない…。
デパプリショーは残念ながらGW休み明けで尚更すっぽ抜かすわけにはいかないシフトが入ってしまっており、これは泣く泣く見送るしかないのだが、スイプリショーの日も一応休みが入っていたので、これはもう逃したらやっぱり後悔するだろう、ということで、会場への視察とか予習も兼ねて行くことにした。
ちなみにスイプリは先述の再放送をとりあえず2話まで見たものの(多分、俺が好みの作風かもしれない…)、中々忙しくて録画を追う時間すら作れてないのが現状だ。俺は来年度の記念すべきプリキュアシリーズ第20作目までに過去作を全部履修してしまいたいという野望があるのだが、こんなんじゃ無理だよトホホ~。
まぁスイプリに関しては最初の二人のキャラ設定とかはなんとなくで把握してるので、あまり問題がないだろうという感じで挑むこととなった。
そして11時のショー開始20分前に到着したのだが…。
いや、人結構いんなッ!!!!????
観覧席はほぼ満席だし、家族連れは普通に多いし、もちろんオタク達も多いし、観覧席周りは三脚カメラでショーを撮影する気満々のガチ勢で四方八方囲まれているッ!!!!!*2
いくらプリキュアという共通の強すぎるフックがあるとはいえ、11年前の作品でここまで集まってくれるものなのか…!最初からこれ目的で来る気満々の人もいれば、ショッピングモールにたまたま来てる家族連れが留まってくれてるというパターンもあるのだろう。
あるいは実際そうなのかは定かではないが、今の子供達は1週間待たないと続きが見れない現行作品より、見放題サービスが見れる状態ならガンガン見る作品やエピソードを選べる過去作の方がむしろ馴染み深いかもしれない、という話を又聞きしたことがある。2日目の話だが、親のスマホでウマ娘を遊んでる女児すらいたので、過去作のプリキュアにそういった壁がある理由付けなんて確かにないかもしれない…。
というわけで座る場所がない困った…というか地べたに座る感じになるとは想定していなかったので、レジャーシートといった敷物すら持って来ていない。やっちまったな~~~~オイ!!!!
仕方ないので、会場中央からは角度的にかなりアレだが、左にあったベンチがギリギリ空いてたのでそこに座ることにした。2日目のまほプリショーでこれだと大変悲しいので、本当に予習しに来て良かったと思う、切実に。
待機中はスイプリの主題歌が流れてるのか~スイプリの曲良いよな~とボケーとしてたらアナウンスが入って知ったのだが、どうやらプリキュアショー限定の色紙などが販売されているらしく、開演前だったので一旦買えない状態になってしまい、焦ってしまった。なんやそれ…商店街みたいなところでやるようなショーにも物販的なのあるんか……………無知すぎるぜ俺!!!!!
そんなこんなで、いよいよ11時の回が開始。説明によると、ショーの写真や動画の撮影はOKらしく*3、注意事項をそのまま解釈するなら写真だけはSNSへのアップロードとかも大丈夫そうだったが*4、事前に調べた感じだとプリキュアショーの公衆送信事情(著作権オタク的表現)は中々に複雑でトラブルがめんどくさそうな感じだったので、今回は念のため非掲載という形を取らせていただく。ご了承下さい。録画自体はめっちゃしました。
スイプリショー本編は大体30分ぐらいの長さ。キュアミューズ以外のプリキュアが登場してた感じで、雰囲気的にはエレンがキュアビートに変身した直後ぐらいの時系列なんだろうか?
内容としては、のど自慢大会に参加する響と奏をトリオ・ザ・マイナーが邪魔するというストーリー。音楽をテーマに据えてるスイプリらしいと言えばらしい話かもしれない。
スーツ的な都合なのかはわからないが、トリオ・ザ・マイナーはバスドラだけいないので、エレンが洗脳されて加わり、一応3人チームにはなる。
先述の通り、スイプリの最序盤しか俺はまだ見ていなく、トリオ・ザ・マイナーがちゃんと後から個性的なキャラクターになることを知らないので、あの何とも言えない立ち位置と空気感を醸し出す彼らにちゃんとスーツが用意されていることにまず笑ってしまったし、あれっ?コイツらってこんなキャラだっけ?というギャップを感じることとなった。
スイプリショーが再演されているという感慨深さを感じないで、こんな感想になってしまって本当に申し訳ない…。早く録画追わないとな…という気持ちが間違いなく強まった。
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しかし後述のまほプリもそうだが、この頃となるとスーツの顔の造形が(優しく表現するなら)今のプリキュアショーに使われるものとかなり違うので、子供達の目線だと違和感を感じないか心配ではあった。
しかし、トリオ・ザ・マイナーのギャグシーンにみんなゲラゲラ笑ってるし、楽しそうにショーを観ていたので、その懸念は杞憂だったのかもしれない。いや本当にすごいですよ…!11年前のプリキュアショーで今の子供達が笑ってくれている、素晴らしい光景だ。
でも、ネガトーンがのど自慢の鐘なのは子供達わからんだろ!!!!まぁこれは地方ショーとかにありがちな親御さん向けネタなのかな?ショーではしっかり鐘の音の違いが何を意味しているのか説明はしてたので、そこは良かったと思う。
そんなこんなで、スイプリショーは終了。本当は14時の回も観たかったが『Pokémon GO』のヌイコグマのコミュニティデイに参加しなければならなかったので、帰路に着くことにした。かなり高個体値の色ヌイコグマや、100%ヌイコグマも2匹捕まえられたのでホクホクでした。これ記事内容と関係ないね?
一応、離れる前に、さっきは買えなかった物販の色紙(2枚1セットで500円)とお楽しみ袋を急いで入手。まほプリの色紙もあるのかな?と探したが、何故かピンポイントでまほプリだけラインナップにすらなかったので、とりあえずトロプリとヒープリの色紙を選んだ。列に並んでる最中にハトキャの色紙とかが完売してたので、過去作になるほど在庫は用意してなさそうに見える。
お楽しみ袋は一体何なんだろう、と思ったが中身はヒープリの手提げ袋と、子供用のヒープリフォークやヒープリノートとかだった。ヒープリ尽くし!お、俺はいつ使えば良いんだこれ…。ヒープリも2年前の作品だが、家族連れの中にはヒーリングアニマルやキュアスパークルのぬいぐるみを持ってた子供もいたので、まだまだ全然現役な方なのだろう。ヒープリは面白いので、まだ見てない人は見て下さい。
その後は何やらプリキュア達にお別れを告げる催しもあるらしく、列に並んで彼女達の横を通りながら手を振った。離れた後に遠くから聞こえて気づいたのだが、全部終わった後にプリキュア達から直接お別れの挨拶ボイスもあったみたいなので、後悔してしまった…。
スイプリショーで思ったのは、やはりこういう小規模なショーは小規模なりにプリキュアとの距離がとても近いので、独特の魅力があるなと。いや当たり前なんだが…。
でも、劇団飛行船がやってる大規模なドリームステージとかと違って、観客の先の前までキャラクターが普通に降りてきたりするので、やっぱりそこを体験できるのは大きな魅力と言えるだろう。
というわけで、体を休め2日目に移る…!
本命の2日目!!!!
これのために1週間を過ごしてきたと言っても過言ではねえ!!!2日目はまほプリショー!11時の回も14時の回も、ぜってえ見ちょる!
そういえば撮ってた ありがとうございました~ pic.twitter.com/M0F2PXKCGW
— ケフィア (@alpha_gun) 2022年4月24日
今回はなんと、フォロワーも一緒に行ってくれることになった。この手のイベント類は1人で行くと自由度が上がる代償に何だがむっちゃ虚しくなる!寂しい!なので、一緒に観てくれる人がいるというのは、とても心強いのだ…忙しい中なのにありがとう…。
1日目で大体の客入りはわかったので、今回は余裕を持って1時間前到着の行動。海老名、なんだかんだでまぁまぁ離れてはいるので、おかげでニチアサのリアタイが出来なかった。仕方ない…許せキュアヤムヤム…。
そして会場に到着したのだが…。
いや降ってんな雨!!??!??!天候悪ッ!!!
なんでこういう日に限って悪天候なんですかねェ〜〜〜〜〜〜うぎぎキレそ〜〜〜〜〜〜〜レインブーツでしょ雨がいい!!!じゃないんだよ今日はね晴れがいい!!!!!
まぁこうなることは想定してたわけだから、1日目の会場視察が活きるわけです。そう、写真を見てもらえればわかる通り、一応観覧席の中央は雨除けとなる通路のブリッジが存在する!!!ここを確実に取るための早めの行動でもあるんですね〜〜〜〜!!!まぁ〜〜〜いくら熱が燻りすぎてるファンが多いMAHOとはいえ、天候も良くないし、そんな人は来ねえだろ〜〜〜〜〜〜〜!!!!
…と列に並ぼうとしたら、もう既に長蛇の列ができていた…ですよね…ハイ…。前の方ではないのでアレだが、一応雨を回避できる状態にはなったので、まぁ良かったのではないかと思う。今回は1日目の反省を活かして、ちゃんと敷き物も持ってきたぞ!
観覧席で待機してる間はフォロワーとお喋り。それにしてもアレだ…公の場でまほプリの楽曲が大音量で流されている………幻聴か…………????
そう、よくよく考えてみれば…意外なことに俺は『魔法つかいプリキュア!』という作品のリアルイベントにはこれまで一切参加したことがないことに気づいてしまった………故に聴き馴染みのありすぎる楽曲が、こんな………令和の世に商店街的な場所で流されてることにとてつもない異世界感を感じてしまったのだ………。そうか…これが俺が後悔しても取り戻せなかった、まほプリという作品の本物の『体験』……ッ!!!
ちなみにバージョンが2つあるOPも、前期後期EDも、変身バンクや浄化技の劇伴も、日常シーンの劇伴も(「桜の下で」とか)、とにかく流されまくってました。なんか一曲だけ知らないBGMもあった気がする。多分、別の過去作の劇伴なのかな…?
まほプリの主題歌は歴代の中でもかなり異質で、若干電波ソング感のあるノリではあるので、子供達はビックリしないのかな〜と思っていたが、前の席の双子らしき女児がノリノリで踊ってたので、それもやはり杞憂だろう。6年前の作品を現代の女児が楽しんでる光景、感慨深さがとてつもない…。
しかし、俺はゆっくりMAHO楽曲に浸かりたかったのに、フォロワーはOPに合わせて『Charging 魔法すきかいプリキュア!』を再生し始めるので、キレそうだったぞ!*5
開演前になってくると、1日目のスイプリショー同様にほぼ満席になってくる。家族連れはもちろん、特に目立っていたのはモフルンぬいなどを持ってきているオタク達だろう…。おお…Twitterでよく見かけるモフルンぬいの民が目の前に集まっている…実在したんだ…あの人達…。
意外なことに俺はプリキュア勢との繋がりは結構少ないので、そこを一緒に楽しめなかったのは、ちょっと寂しい。
待機中に事件に気付く
俺「開演楽しみじゃのう…ところで物販行かなくて大丈夫?俺は1日目で買いたいの買ったから大丈夫だけど…まほプリの色紙はピンポイントで取り扱ってなかったけど、過去作の結構すぐ売り切れそうだから気をつけた方がええぞ」
フォロワー「え?さっき物販に並んでた人がまほプリの色紙っぽいの持ってたけど…」
は???「俺」
マジで売ってた。
え???????????1日目は売ってなかったよね??????俺の見間違い??????????????????????そんなバカな…確かにスタッフが提示してくれたラインナップにはなかったはず…………………。
というわけで、超焦りながら買いました…。あ、あぶね〜〜〜〜〜〜〜〜フォロワーいなかったら再び『後悔』が発生するところだった………ちなみにこの後、まほプリも完売した。
2枚買う必要があるので、もう1枚はスタプリにしました。まほプリとスタッフ構成似てるしな!
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やっと開演
ノスタルジーと感慨深さとトラブル(?)に見舞われながら、11時の回が始まった。雪辱を晴らす時が遂に来た…。書きやすくするため、時系列はちょっといじってるのはご理解下さい。
物語としては、デウスマストの眷属の一人・ラブーが、本編でプリキュアに敗れ去り浄化されたガメッツを復活させるところから始まる。オルーバと違って、完全にムホーの力で復活させたのかな?時系列があまりにもわかりやすい…ドクロクシーが倒され、ラブーがヤモーにちょっかいかけてたあたりの話だろうか。てかガメッツこの時点で復活してたんかい!!
復活直後にドクロクシーがプリキュアに倒されたことをラブーに告げられるため、本編終盤の復活と違って強さを求めてプリキュアと戦う感じではなく、ドクロクシーの仇討ち的なニュアンスでプリキュアを倒そうとしていたのが、まだ見ぬサイドストーリーって感じだ…。
ガメッツはちゃんとスーツがあるのだが(よく再現できたな…)、ラブーは天の声的なアレで声だけの登場。
気になったのがこのラブー、声の演技が本編とわりと違う。元々気怠そうなキャラだが、聞き取れない台詞もあるレベルでさらに気怠そうな演技になっているのだ。
恐らく、ショー用に台詞を収録したのがかなり初期で、まだラブーとしての演技が固まってない頃だったのだろうか?まるで『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』のキャラが固まってない時期に撮影された時点で変なことになってる火野映司みたいである。その例えは極端すぎない?
あと、ガメッツのプリキュアを倒す作戦に関連して、本編では一切見せなかった軽いギャグシーンがあったのが新鮮。待ちに待ったまほプリショーでラブーの新しい一面が見れるのは流石に予想できないだろ。
そして観客を威圧するガメッツを懲らしめるために、遂に登場!うおおおおおミラマジ!!!!すげえ!!!俺の聞いたことないリエ・タカハシとほっしゃんのボイス!!!新供給!!!!でもめっちゃガメッツにボコボコにされてる!!!!!すげえ腹に拳打ち込まれてるんですけど!!!!!????ラブーが復活させたからなのか、なんか以前より強くなってるらしい。いきなりピンチ!
そこに登場キュアフェリーチェ!!!神の生まれ変わりとしての強さでガメッツを一度退けたぞ!トリオ・ザ・マイナーに洗脳された追加戦士との扱い方の違い!!!!
いやっ…幻覚がすぎる………この令和の世に目の前にMAHOガールズやガメッツが顕現している………なんだこれは…!?俺は心の中で咽び泣きながら、この幻覚を噛み締めまくった…。
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この後はモフルン(ぬいぐるみ使用)を加えて日常シーンへ。スイプリショーはのど自慢大会だったが、まほプリショーの主題はどうやら「ファッションショー」らしい。今、花の海でファッションショー…って言いました!?まほプリでファッションショーと言えば、漫画版のジュン回を思い出しますね。
それより…それよりさ…みらい達の「ファッションショー♪ファッションショー♪」が良すぎるのよ…あ、これすげえまほプリ本編の日常シーンで聞いた感じのヤツだ…と。そう、目の前で繰り広げられているのは、俺がまだ知らないMAHOガールズの日常なのだ…。彼女達の日常にどれだけのファンが念を拗らせてきたのか…。
そして登場するデザイナー職のゲストキャラ。赤いベレー帽にピンクのメガネが特徴的な…………………………………………………………………………
誰!!???!?!?!??
いえ、どちら様…???????名は「みすずちゃん」………いやガチで知らねえ!!!!!
スイプリショーにはショーオリジナルのネガトーンはいたが、それ以外はレギュラーメンバーだけだったので完全に油断していた。
そう、まほプリショーにはショーオリジナルのキャラクターがいたのである………!!!
再演されていないため直接拝むことはできなくてもショー公式サイトに一応ビジュアルがある『魔法つかいプリキュア!ミュージカルショー』の謎のオリキャラ二人や、本編において展開の都合上で幻のキャラとなってしまった椎名龍一など、普通に話題にしていればその存在を知ることができるキャラはいた。
しかし、みすずちゃんは………まほプリロスにうなされ、延々と派生作品を追いかける屍とかした俺も全く知らなかったキャラだった…そんなバカな…俺の知らないMAHOワールドがまだあったとは………こ、これが俺の目の前で展開されている……………????!??
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新種を見つけて興奮で死にそうになってる生物学者みたいになってしまったが、話を戻します。
舞台的にはナシマホウ界の人間と思われるみすずちゃんは、ウッカリ喋ってしまうモフルンに反応。それをMAHOガールズ3人が必死に誤魔化す。この誤魔化し方がですね…もう最高なんですよ………。3人がモフルンの声真似をするんですよ!!?!?ぬおおおおお本編で見られなかったヤツ!!!あれ?もうあったっけ?まぁいい!!!!!とにかくカワイイ!!!カワイイがすぎますぞ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!早見沙織のモフルンの声真似やたらうめえな!?!!!?
てか今更気付いたんだけど、3人なんか変身したまま、みすずちゃんと接してない!?これ何!?スーツの都合的なアレで、設定上は変身解除してるの!!??!?みらリコはともかく、はーちゃんはフェリーチェの姿のままではーちゃんなんだけど!?!??これはこれでレアなのでアリ!!!!!
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そんなこんなで、ファッションショー用に作った衣装を着る人物を探しているみすずちゃんとのドラマが繰り広げられる。衣装は小さすぎてみらい達は着れないので、はーちゃんが魔法でサイズを変更するのだが、台無しにされたとみすずちゃんに怒られたりする感じ。
着せられる人のことはあまり考えずに衣装その物へ固着するみすずちゃんに対し、衣装を着る人の笑顔を考えることについて諭す朝日奈みらい。それを受けて、みすずちゃんは自分が衣装作りを始めたきっかけを振り返る。🐬「ワクワクもんを思い出すんだ!」
『魔法つかいプリキュア!』という作品のテーマにはあまり関係のないストーリーなのかもしれないが、この作品は積み重ねた当たり前の日常と、その繋がりの憧憬に願いを乗せる作品である。みすずちゃんにとっての「当たり前」が何だったのかを考えれば、この日常の一部はやはりまほプリらしい描写なのだろう(深読みオタク)
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ショーは一連の流れを見ていたガメッツが、みすずちゃんの作った大事な衣装を奪って戦闘へ突入。ガメッツの目的はプリキュアを倒すこと。そのために奪った衣装でプリキュアを誘導し、さらにその衣装でヨクバールを生み出す。ちなみにみすずちゃんはガメッツの衣装(衣装?)がイケてると劇的大興奮してた。いやアレかなり不審者スタイルやんけ…。
ここでは、ガメッツが奪った衣装(女の子用)を「ムフフ…」「似合うだろう?」と試着しようとして、ラブーに怒鳴られるギャグシーンも挟まれる。え!あの硬派で強さを求め続けるガメッツにそんな一面が…!?………モフデレラ回のガメッツも何かあんな感じだったし、もしかしたら布石だったのかもしれない…(絶対違う)
まぁでもバッティとスパルダとのキャラソンでは二人に影響されたのか最終的に自分の甲羅で美を魅せようとしていたので、あの後に何かしらの美意識が生まれたと考えても面白いかもしれない。脚本家は多分そこまで考えてないと思う。
戦闘シーンはなんとルビースタイルも登場!ちゃんとスーツあるんだ…。何気にこういうショーじゃないと見れないはずだし、物凄くレアなのでは…?ガメッツに合わせてのチョイスなのかはわからないが、中々アツいぞ!
しかし、このガメッツはさらにパワーアップしてるので、キュアフェリーチェのパンチを甲羅で完全防御するシーンも。効果音がやたらシュール。何気にガメッツが甲羅で防御するシーンって本編にありそうでなかったような…。
ピンチのプリキュアに対して観客に応援をさせる場面もあったのだが、これはコロナ禍との相性が悪すぎる…………。
ショーが始まる前にMCのお姉さんが飛沫感染対策として「プリキュアの応援は拍手という"魔法"でお願いします」という滅茶苦茶わかってんじゃねえか…というアツい呼びかけをしてくれていたのだが、音声も使い回している再演ショーでは当然「プリキュアの名前を呼んでね!」という旨の台詞がカットできていない(物語の展開上できない)ので、お姉さんの言う通りに拍手にするべきか、ショーの最中に言われてる通りプリキュアの名前を大きく呼ぶかでみんな迷って、どっちも中途半端にまばらになってしまっていた…。う~~~~~~~~~~~~ん…………悲しすぎる………。
ヨクバールもガメッツも浄化され、大事な衣装を取り戻せたみすずちゃんは今度は4人に合った衣装を作って、ファッションショーに出場させようとする感じでめでたしめでたし。いや、ファッションショー見せてくれよ!!!!そこ大事だよ!!!!でも録画のためにスマホ掲げてる腕が限界なので、終わって大丈夫だね!!!!!
いや~~~~『日常』ですねえ………。まほプリの要というか、本編でも4人に敷かれない縦軸の究極系というか。でも、こう…何かまほプリ本編とかなり違う感じがしたんですよね!!!!もちろん悪い意味ではなく。
これ考えてみたんですけど、MAHOガールズって本編ではわりと自分ら以外のキャラクターのために戦ったりする回って、他作品に比べても結構少ないはずなんですよね。いやもちろん全然あるんですけど、あくまで比較して。基本的にあの4人の日常と、それを邪魔する敵勢力との戦いで構成されている。
そもそも、まほプリ自体がプリキュアシリーズ恒例の「1話限りのゲストキャラクター」がほぼ存在しない。みすずちゃんというショーのオリキャラは実は『魔法つかいプリキュア!』という作品としてはかなり異例の存在だし、それに加えて4人が自分らのためではなく、みすずちゃんのために戦うという構図が俺には珍しく映ったんでしょうね。もちろん、あのような状況になって4人がみすずちゃんを助けないわけはない。
それに何気にみすずちゃんってナシマホウ界の人間っぽいのに、ガメッツのような魔法生物由来の存在や、ヨクバールみたいな怪物を目の当たりにしてるんですよ。『魔法つかいプリキュア!』という作品におけるナシマホウ界って魔法やそれに類する現象は実在していないことになっているので。該当するナシマホウ界の人間って、みらいとおばあちゃん、クリスマスに巻き込まれたまゆかなだけのはずじゃないかなぁ…。*6
あと明言はされていないが、みすずちゃんはモフルンが喋るぬいぐるみだということを認識してそうな反応だったと思う。何回もみらい達の声真似で誤魔化されているが、最後の反応はやっぱり…どうですか皆さん?(どうと言われましても…)
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概ね『魔法つかいプリキュア!』として良かったショーだが、気になった点がなかったわけでもない。今回のショーではラブーに復活させられたガメッツがキュアフェリーチェを見て「新たなプリキュアだと!?聞いてないぞ!」と驚くシーンがあるのだが、これは明らかに本編終盤の復活時のフェリーチェへの反応と矛盾してしまっている。本編外のショーなのだから、切り分けて考えるべき…と言われるとそこまでなのではあるが…。
設定から突き詰めて落とし所を付けるのであれば、今回のガメッツはムホーの力で復活させられているので、ドクロクシー経由の闇の魔法(オルーバが彼らの復活に使用したのはこちら)と違って、ショーの記憶は一緒に浄化されたと考えても良いかもしれない。まほプリのテーマ的には、魔法も闇の魔法も同じ『願い』であるはずなので、素体のカメに残るのはガメッツの生き様を表すそれであり、ムホーの力と記憶ではない、ってことにするとエモくないですか?知らん?そうだね…。
さて…ショーは終了するが…いやまだ終わってない!
なんと、ダンスコーナーがあった。スイプリショーはなかったやんそれ!踊る曲目はもちろん…M!A!H!O!MAHOガールズ!!!!!!!!!!後期ED!!!!!
これも例によって子供達は座ったままのダンスを求められるので、滅茶苦茶悲しいのだが、それはそうと踊ってる3人の動きは完全に本編のものを再現できている…!
そう…そうなんだよな………ここで今更気付くんだけど、スタッフの皆さんは恐らく1回限りの再演なのに、スイプリショーもまほプリショーもわざわざ動きや演出を自分達の身体に落とし込んでくれたんですよね…。各地で何回かやる現行作品のショーはともかく、過去作ですよ????非常に重いありがたみに改めて潰されてしまった……。
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14時の回こそ最前列で見るぞ!!!!と早めに待機してたら、列を勘違いして結局11時の回と同じ位置で見ることになったとかしょうもないアレはあったが、とにかく全てを終えて、MAHOガールズを見送ることに。
あぁ…すげえ…目と鼻の先に彼女達が実在している………本当に2022年か?????スイプリショーの時には存在を知らなくて聞けなかったお別れのメッセージもちゃんと堪能。現場はまほプリに狂わせられたオタクだらけ。雨降ってるし、もうこの時間になると流石に家族連れはあまりいなかった。
傍から見れば異常光景だが、この作品を知っている俺から言わせれば、群がる気持ちは滅茶苦茶わかってしまう…。幻覚に溺れたいもんな…。
ていうか、冷静に考えて、こういう公共の場で高橋李依と堀江由衣と早見沙織の声が同時に流されまくってるのヤバいんだよな。リエ・タカハシは当時は駆け出しの新人だったが*7今となってはマジパねえ声優としてのポジションを確立してるし、他の二人は言わずもがな。
モフルン役の齋藤彩夏さんだって、子供達からしたら『おしりたんてい』とかで馴染み深すぎる声だし…。
なんというか、マジで五感の全てに変なモノ詰められてるような、不思議で代替も効かない一時だった…。彼女達が楽屋に戻って全てが終わった瞬間「あぁ…行ってしまう…終わってしまう…」と声を漏らしてしまうぐらいには。
惜しむらくは…やはりコロナ禍と悪天候だろう。まぁ俺は良い。別にどんな状況だろうと、万全の対策を施してまほプリショーを堪能するだけだ。しかし、子供達には是非…全ての環境が最高な状態で『魔法つかいプリキュア!』という作品を楽しんで欲しかった………切実に………………………。こんな状態でも人があんなに集まったのは作品の魅力と人気を感じられて、それはそれで嬉しかったのだが…!
しかし、そんな劣悪な環境でも、今回わざわざ過去作のショーを再演してくれた。これこそが『奇跡』なのではないだろうか。今回そうだったのかはわからないが、我々の『願い』がそれにつながったのかもしれない。今後もガンガン過去作のショーをやってもらいたいので、これは『言葉』にしたつもりの記事である。そんで…より多くの『魔法』が子供達に届くと良いな~…と。なんだこのハイコンテクストな文章。
とにかく、今回のショーの主宰者や権利元、スタッフの皆さん、一緒に観てくれたフォロワーには頭が本当に上がらない。ありがとうございます…!
願わくば、幻の映画『みんなあつまれ!プリキュアフェスティバル プリキュア ON ミラクル♡マジカル☆ステージ』と『魔法つかいプリキュア!ミュージカルショー』も気持ちよく見れるようにならないかな………!!!!!!!!ドンヨクバール!!!!!!!!!
そして今回のショーで大事なことに気づいた。
俺ってばトロプリショーは見れてないじゃん!!!!!!!!!!まほプリの時のような後悔がないように走り切ったとか言いながら全然残ってるじゃん!!!!!!!!!!後悔がよ!!!!!!!!!!!綺麗でも何でもないオチ!!!!!!!!!
(13318字)
*1:俺は劇団飛行船がやっている大ホールのプリキュアショーしか見たことない。というか見始めたのも最近。
*2:三脚カメラの観覧席への持ち込みは禁止されているので、そういう環境で撮影したい人は必然的に囲む形になる。
*3:あくまでビナウォークでの話なので、撮影が一切禁止のイベントもあるかもしれない。
*4:動画のアップロードは当然NGなのだが、YouTubeに丸上げされている動画は黙認で放置されているんだろうか…?
*5:もちろん無音再生なのでご安心を(当たり前だろ)
*6:別作品のプリキュアや、本編終盤の混沌世界という特殊な状況は除く。
*7:と言ってもこの時点で既にかなり大役多かった気がする。